CRUD
読み方:クラッド
CRUDとは、データベース管理システム(DBRS)に必要とされる4つの主要な機能、「作成(Create)」「読み出し(Read)」「更新(Update)」「削除(Delete)」をそれぞれ頭文字で表したもののことである。
例えばSQLにおいては、「作成」に「INSERT」のコマンドが、「読み出し」に「SELECT」、「更新」に「UPDATE」、「削除」には「DELETE」のコマンドがそれぞれ対応している。CRUDのそれぞれの機能を網羅していることは、データベースシステムの完全性を備えるために必須の要素であるとされている。
なお、CRUDの頭文字のうち「R」には「Retrieve」が、同じく「D」には「Destroy」の語が充てられることもある。またCRUDと同様のコンセプトを持った言葉としてはBREAD(Browse, Read, Edit, Add, Delete)などもある。
CRUD
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/29 14:48 UTC 版)
CRUD(クラッド)とは、ほとんど全てのコンピュータソフトウェアが持つ永続性[1]の4つの基本機能のイニシャルを並べた用語。その4つとは、Create(生成)、Read(読み取り)、Update(更新)、Delete(削除)である。ユーザインタフェースが備えるべき機能(情報の参照/検索/更新)を指す用語としても使われる。
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- ^ REST and CRUD: the Impedance Mismatch InfoWorld、2007年1月29日
- ^ Kilov, H (1990) From semantic to object-oriented data modeling、First International Conference on System Integration, 1990. 385 - 393.
- ^ Haim Kilov (1998) Business Specifications: The Key to Successful Software Engineering、Prentice Hall、ISBN 0-13-079844-4
- 1 CRUDとは
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