ストアドプロシージャ
ストアドプロシージャとは、データベースシステムにおいて、一つ以上の手続きを定義したものである。
手続きはSQL文以外にもデータベースシステム独自の制御構文を記述することが可能で、これにより条件分岐、繰り返し処理などの複雑な処理を実行することが可能となっている。
ある処理を実行する場合、一つのSQL文では全てのことを処理できない場合が出てくる。たとえば、会社の銀行口座から出金して、従業員の口座に給料を振り込むことを考えた場合、出金と入金の二つの処理が必要となる。このような場合、ストアドプロシージャにより出金と入金の処理を定義すれば、2つの処理を一つのストアドプロシージャの実行で済ませることが出来る。
このように、ストアドプロシージャは定型処理を事前登録して処理の簡便化を図ることが出来る。さらに、ストアドプロシージャ作成時にSQL構文が事前にチェックされているため、実行時の構文解析がスキップされ、処理効率アップにも効果的である。
ストアドプロシージャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 20:02 UTC 版)
ストアドプロシージャ (英:Stored Procedure) は、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)にアクセスするアプリケーションで利用できるサブルーチンである。このようなプロシージャは、データベースのデータ辞書に格納されている。
- ^ “Chapter 11. SQL Procedure Language Guide”. OpenLink documentation. 2019年9月11日閲覧。
- 1 ストアドプロシージャとは
- 2 ストアドプロシージャの概要
- 3 デメリット
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