情報処理技術者
【英】Information Technology Engineer
情報処理技術者とは、情報処理に関する国家資格を持っている技術者のことである。1969年から実施されている情報処理技術者試験によって評価・認定される。監督官庁は経済産業省(旧通産省)、実施は財団法人日本情報処理開発協会情報処理技術者試験センターである。また標準カリキュラムは、同中央情報教育研究所によって作成されている。2001年度から試験制度が変更され、資格が13種類になった。なお2001年度試験からは年齢制限がなくなっている。
参照リンク
情報処理推進機構
資格・試験: | SJC-A システム監査技術者 上級システムアドミニストレータ 情報処理技術者 情報処理技術者試験 情報処理推進機構 初級システムアドミニストレータ |
情報処理技術者試験
(情報処理技術者 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 13:56 UTC 版)
情報処理技術者試験(じょうほうしょりぎじゅつしゃしけん)は、情報処理の促進に関する法律(情報処理促進法、昭和45年法律第90号)の規定に基づき、経済産業大臣が実施する情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能を問う、日本の国家試験である。
- ^ 原則として都道府県庁所在地では受験できるが、福島県の郡山・三重県の四日市などの例外あり。全都道府県に1箇所以上の試験会場が設けられたのは、2001年からである。奈良県では、2000年まで試験会場が設置されなかった。ただし、全47都道府県で春期・秋期いずれも受験可能になったのは、後述する山陰地区で改善された2004年秋期以降である。
- ^ 2022年まで、神奈川県内では「横浜」(川崎・相模原を含む)・「藤沢」(茅ヶ崎・平塚・小田原を含む)・「厚木」の計3箇所。千葉県内では「千葉(市)」・「柏」の計2箇所。東京都内では「東京」「八王子」の計2箇所が設けられていた。この変更により、例えば千葉市内を希望するにしても柏市内を希望するにしても、「千葉」を選択するようになった。
- ^ 東京における東京ビッグサイト・東京流通センター、横浜におけるパシフィコ横浜、千葉における幕張メッセ、柏における東葛テクノプラザなどといったイベント会場で試験実施実績がある[18]。
- ^ 情報工学の分野において、「キロ」や「メガ」などのSI接頭辞を、国際単位系(SI)の定めに従わず、俗習として1024(210)倍を示す場合があるのは、コンピュータが内部ですべての数値を2進数に置き換えて処理していることと、1024(210)が概ね1000(103)であること、及び、代表的なOS(Microsoft WindowsやmacOSなど)にて記憶媒体の容量やファイルサイズの換算に用いていることが主な理由である。
- ^ 但し、午前I試験中に途中退出した場合は採点されないため、例え基準点以上の回答をしたとしてもこの場合は除外される。
- ^ 例えば、警視庁では、警察官採用試験の第1次試験の成績の一部に利用される[23]。
- ^ 2009年(平成21年)試験廃止
- ^ 2016年(平成28年)試験開始
- ^ 1971年(昭和46年)試験開始
- ^ 1988年(昭和63年)試験開始
- ^ 2006年(平成18年)試験開始
- ^ 高度人材ポイント制において、従事しようとする業務に関連する外国の資格等は通常1件(5ポイント)しかポイント獲得できないが、相互認証対象資格は日本の国家資格と同じ枠で2件(5ポイント×2=10ポイント)まで獲得できる[46]。
情報処理技術者と同じ種類の言葉
- 情報処理技術者のページへのリンク