第二種情報処理技術者試験
【英】Class II Information Technology Engineer Examination
第二種情報処理技術者試験とは、経済産業省が「情報処理の促進に関する法律」に基いて実施している国家試験のことである。試験の運営は独立行政法人情報処理推進機構が行っており、2001年4月より名称が「基本情報技術者試験」に変更となった。
情報処理推進機構によると、第二種情報処理技術者試験の対象者はシステム開発などコンピュータ言語の基礎知識があり、より高度で実践的な活用能力を身につけた者とされている。情報処理技術者に評価の場を提供することで、技術の向上や教育水準を確保することが目的である。
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制度の概要:第二種情報処理技術者試験 - (情報処理技術者試験センター)
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第二種情報処理技術者試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 01:43 UTC 版)
「基本情報技術者試験」の記事における「第二種情報処理技術者試験」の解説
第二種情報処理技術者試験(だいにしゅじょうほうしょりぎじゅつしゃしけん、略称二種、Class II Information Technology Engineer Examination)は、かつて情報処理技術者試験にあった区分である。 1969年(昭和44年)に第二種情報処理技術者認定試験(だいにしゅじょうほうしょりぎじゅつしゃにんていしけん)として実施され、翌年1970年(昭和45年)より第二種情報処理技術者試験として開始された。 1985年(昭和60年)試験までは年1回の実施だった。受験者数の増加に伴い、1986年(昭和61年)以降は春期(4月第3日曜日)と秋期(10月第3日曜日)の年2回の実施に変更された。2000年(平成12年)秋期まで実施され、2001年(平成13年)春期より後継の基本情報技術者試験(略号FE)に移行した。 1994年(平成6年)春期までの情報処理技術者試験制度では、最も難易度が低い区分とされていた。また、同年秋期以降も、新設された初級システムアドミニストレータ試験に次いで2番目に難易度が低い区分とされていた。しかしながら、合格率が20%を上回ることはきわめて稀であり、例年10%台の難関国家資格であった。2009年(平成21年)春期以降の現行FEは合格率が20%を下回ったことがないため、現行FEよりも難易度が高い国家試験であったといえる。 なお、対象者像は高等学校卒業後、実務経験1年以上3年未満の一般常識を有するプログラマとされているが、実際の受験者、合格者は大学生および社会人が多く、高校生が合格するのは難しい国家試験として認知されていた。
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