第二種巨視的量子現象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/26 12:00 UTC 版)
「巨視的トンネル効果」の記事における「第二種巨視的量子現象」の解説
第一種巨視的量子現象が、ミクロな量子効果が積み重なってマクロに現れる現象であるのに対し、第二種巨視的量子現象は、巨視的な物体間、状態間そのものの量子干渉効果を指す。シュレーディンガーの猫やSQUID、低温でのヘリウム同位体混合液の相分離(量子泡発生)、超重原子核の変形共存などが、この第二種巨視的量子現象ではないかと考えられている。デコヒーレンスは、この現象にとって致命的な役割を果たす。
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