第二種帽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/15 15:21 UTC 版)
「軍服 (大日本帝国陸軍)」の記事における「第二種帽」の解説
第二種帽の星章(帽章) 佐官の第二種帽には濃紺線2条が入った。1891年(明治31年)10月以降の写真(明治33年制式又はそれ以前の制式)だが、明治19年制式とそれほど大きな差はない。由比光衛 第二種帽は天井部分の喰出(はみだし)が小さいタイプであった。星章(帽章)は金色で中心より尖頭に至るまで5分(1.5cm)。眼庇は黒革、幅1分5厘(0.5cm)の頂端線は喰出に付した。下部(鉢巻部分)の高さは1寸7分強(5.2cm強)で、横章は将官・佐尉官・各部等で色が異なっていた。 将官の下部(鉢巻部分)は緋絨に幅1分(0.3cm)の濃紺線3条が入るような形状であった各兵科佐官および同相当官は黄絨に濃紺線2条、各兵科尉官および同相当官は黄絨に濃紺線1条であった。上等監護及び下副官以下は濃紺線が入らない。 なお、各部の将校相当官はそれぞれ相当する将佐尉官の形状に同一で、ただ緋絨ではなくそれぞれの部の定色が用いられた。
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将校准士官第二種帽は明治19年制式からほとんど変更はなく、監督部の横章が銀茶絨(明治19年制式では軍吏部と共に花色藍絨であった)に変更された程度であった。 将校准士官第二種帽は濃紺絨で星章は金色、横章が官によって異なった。下士卒第二種帽は色が紺絨と将校准士官の濃紺絨よりも色は薄く、星章が真鍮である点などが異なっていた。大線は幅1寸5分であった。
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