明治19年制式
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「軍服 (大日本帝国陸軍)」の記事における「明治19年制式」の解説
1901年(明治34年)当時の下士卒 1894年(明治27年)当時の将校 軍衣を着用した日清戦争当時の将兵 軍衣を着用した日清戦争当時の将兵 1899年(明治32年)当時の陸軍中将。山口素臣 1900年当時の夏衣を着用した義和団の乱における帝国陸軍の将兵(第1大隊旗を掲揚している右部隊) 1904年(明治37年)頃の陸軍砲兵中尉(左)。畑俊六 1904年当時の将兵。左下の衛生兵らは帽の横章が深緑絨。また、右将校の一人は、帽の横章が黄絨、袴は茜絨、袴側章は萌黄絨の騎兵将校。 1886年(明治19年)7月6日に定められた明治19年制式は、それまでのフランス型からドイツ型への大きな転換となった。第二種帽や軍衣の地質は、将校等は濃紺絨、下副官以下は紺絨であった。 将校等の第二種帽横章及び袴側章の地質区分第二種帽横章袴袴側章兵科 将官 緋絨 濃紺絨 緋絨 憲兵佐尉官・憲兵下副官 第二種帽なし 藍絨 緋絨 近衛隊に属する佐尉官・下副官 緋絨 一般に同じ 一般に同じ 屯田兵佐尉官・下副官 黄絨 藍霜降絨 緋絨 近衛隊以外 歩兵佐尉官 黄絨 濃紺絨 緋絨 砲兵佐尉官砲兵上等監護 黄絨 濃紺絨 黄絨 工兵佐尉官工兵上等監護 黄絨 濃紺絨 鳶絨 輜重兵佐尉官 黄絨 濃紺絨 藍絨 騎兵佐尉官・下副官 黄絨 茜絨 萌黄絨 歩兵下副官 黄絨 紺絨 緋絨 砲兵下副官 黄絨 紺絨 黄絨 工兵下副官 黄絨 紺絨 鳶絨 輜重兵下副官 黄絨 紺絨 藍絨 各部 監督部・軍吏部の将校相当官 花色藍絨 濃紺絨 花色藍絨 衛生部の将校相当官 深緑絨 濃紺絨 深緑絨
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