常服
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1897年以降、明治19年制式の影響を受けた軍装となり、帽子も金属帽章の付いたケピ帽となる。将校は兵下士官同様にショルダーストラップ式の肩章が付くようになっている。袖章の黒線の配列は礼服と同じだが、この時点では礼服にまだ入っていなかった太線が細線の下に入る。兵士は明治8年制式略服の影響を受けた、あるいは日本軍から余剰品を購入したホック式の軍衣の着用も見受けられる。やがて世界的風潮に則り、1906年5月22日に勅令第24号による陸軍服裝規則を以て 明治38年制式風の帽子と軍服に明治37年戦時服のような袖章を付けた新型軍服を採用したが、大韓帝国軍は解体されてしまったため短命に終わった。 1897年制式の将兵ら。中央の将校2名は肋骨服に階級章が付いているのが分かる。 前立、布脚絆を付けた兵士(1904年ごろ) 兵卒。ホック式のものとボタン式のものが混在している。1898年 併合直前の独立派ゲリラ。右4番目の人物は元大韓帝国軍人と思われ、軍の外套を着用している。(1907年) 1906年制式常服を着用した李垠
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「常服」の例文・使い方・用例・文例
- 平常服
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