へいふく

実用日本語表現辞典

平服

読み方：へいふく

平服とは

平服とは、日常着ている服のこと、あるいはその服装のことである。また、平服は儀礼的な場においては略礼装のことである。

パーティーなどの「平服でお越しください」という案内は、「略礼装で来てください」という意味である。略礼装、つまり平服とは、男性であればスーツのことであり、女性であればスーツやワンピース、和服の色無地（無紋）や訪問着（無紋）などのことである。GパンにTシャツといった普段着で行ってよいというわけではない。

「平服でお越しください」は、「正礼装や準礼装は遠慮してください」という意味も含んでいる。正礼装とは、モーニングや燕尾服、ロングドレス、振袖、留袖などのことで、準礼装とは、タキシードやカクテルドレス、訪問着などのことである。

（2020年9月16日更新）

閉腹

読み方：へいふく

手術の際に切り開けた腹を閉じることを意味する表現。

（2013年5月7日更新）

デジタル大辞泉

へい‐ふく【平伏】

読み方：へいふく

［名］(スル)両手をつき、頭が地面や畳につくほどに下げて礼をすること。ひれふすこと。「足下に—する」

へい‐ふく【平復】

読み方：へいふく

［名］(スル)病気が治って平常の健康に戻ること。「薬効があってようやく—する」

へい‐ふく【平服】

読み方：へいふく

ふだん着ている衣服。また、その服装。ふだんぎ。⇔礼服。

[補説] 冠婚葬祭の招待状などで「平服でご出席ください」とある場合は、ふつう略礼装またはそれに近い服装を指し、カジュアルウエアは含まない。