システムアドミニストレータとは? わかりやすく解説

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システムアドミニストレータ

別名:シスアド初級システムアドミニストレータ初級シスアド
【英】Systems Administrator

システムアドミニストレータとは、経済産業省が、システムユーザとしての知識技能がある一定レベル上であることを認定する国家資格一種である「初級システムアドミニストレータ」のもともとの名称である。

現在では初級システムアドミニストレータと、上級システムアドミニストレータがあるが、最初現在の初級システムアドミニストレータである「システムアドミニストレータ」という資格しか存在しなかった。1996年上級システムアドミニストレータ新たに加わったことにより、それまでシステムアドミニストレーターに「初級」が付くこととなった

当初試験は春1回のみだったが、応募者数の増加から、現在では春と秋の2回、開催されている。


システムアドミニストレータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 23:03 UTC 版)

システムアドミニストレータ英語:systems administrator)は情報システムコンピュータシステムの管理者である。システムアドミニストレータを略してシスアド、またはシステム管理者、とも呼ばれる。

概要

システムアドミニストレータはシステム(情報システムコンピュータシステム)の利用者側に位置し、企業内において自社が使用するシステムの運用を責務とする。システム運用はエンドユーザー(一般社員等)が利用するパソコンの管理やトラブル対応などを含む。システムの停止は事業の停止につながる可能性があることから、システムアドミニストレータが負う責任は大きい。

システムアドミニストレータは管理対象のシステムそのもの(情報システムの構成要素、オフィスレイアウト等のファシリティ)、システムの権利(例: ソフトウェア著作権)等の知識が求められる。

資格

情報処理技術者試験として、初級システムアドミニストレータ試験(2009年4月に終了)と上級システムアドミニストレータ試験(2008年10月に終了)があったが、これらは情報システムのエンドユーザを対象者像としたものであり、システム管理者向けの試験ではなかった。
現在、初級システムアドミニストレータ試験の出題範囲の一部はITパスポート試験および基本情報技術者試験に、上級システムアドミニストレータ試験の出題範囲の一部はITストラテジスト試験(旧・システムアナリスト試験)に吸収されている。

民間が実施しているシステムアドミニストレータ試験は、サーティファイが実施しているシスアド技術者能力認定試験があったが、現在は実施されていない。

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