情報セキュリティアドミニストレータ
資格区分 | 国家資格 |
資格概要&取得方法 | コンピュータウイルス被害、機密データの漏洩や改ざんなど、情報通信ネットワークの安全性が脅かされるケースが増加しています。こうした事態に陥るのを防ぐためには、ファイアーウォールやアクセス制御、暗号、認証といったセキュリティ対策が必要になってきます。 しかしネットワークの安全性を保つには技術だけでは不十分です。システムを利用する側もセキュリティに対する意識を強く持つ必要があるからです。そこで、ユーザーサイドからセキュリティ対策を率先していく人材を育成する目的で、2001年度に新設されたのが、情報セキュリティアドミニストレータの資格です。 試験は、情報セキュリティシステムの企画、設計、構築、運用、管理に関する知識のほか、技術や関連法規が問われるものとなっています。これらを身に付けた情報セキュリティアドミニストレータは、セキュリティの面から最適なシステムを取り入れていく役割が期待されます。また、セキュリティに対する意識や、システムの安全な利用方法などを、社員に指導するのも重要な役割の1つです。 ネットワーク犯罪は企業活動の大きな妨げとなり、ときには膨大な損害を負わされるケースもあります。有資格者に対する潜在的なニーズは高く、注目の資格の一つです。 |
受験資格 | 制限なし |
受験料 | 5100円(税込み) |
合格率 | 12.4%(2004年秋期) |
試験日程 | 年1回実施。10月第3日曜日に秋期試験 |
試験会場 | 全国主要都市で実施 |
問い合わせ先 | 情報処理技術者試験センター( http://www.jitec.jp/) |
情報セキュリティアドミニストレータ
別名:情報セキュアド,セキュアド
【英】Information Systems Security Administrator, SU
情報セキュリティアドミニストレータとは、経済産業省が、セキュリティに関する知識や技能などがある一定レベル以上であることを認定する国家資格の一種である。
セキュリティの必要性、関心の高まりから、2001年に登場した資格で、2006年にテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)が新たに登場するまでは、セキュリティ関連で唯一の資格であった。試験においては技術的な内容も含め、セキュリティに関する専門的な知識レベルが要求される。
情報セキュリティアドミニストレータの資格試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって、試験は年に1回、秋(10月)に実施されている。試験の実施内容は、午前に多肢選択方式で100分、午後に90分の記述式試験が2回となっている。
参照リンク
情報処理推進機構:情報処理技術者試験センター:試験の概要 - (独立行政法人情報処理推進機構)
情報セキュリティアドミニストレータ試験
(情報セキュリティアドミニストレータ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/18 04:04 UTC 版)
情報セキュリティアドミニストレータ試験(じょうほうセキュリティアドミニストレータしけん、Information Systems Security Administrator Examination、略称情報セキュアド、略号SU)は、情報処理技術者試験にあった区分である。 当時の高度情報処理技術者ではITSS-LV3ないしLV4の区分の一つであった。
- 1 情報セキュリティアドミニストレータ試験とは
- 2 情報セキュリティアドミニストレータ試験の概要
- 3 概要
- 4 形式
- 5 脚注
情報セキュリティアドミニストレータと同じ種類の言葉
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