キャリアパス

実用日本語表現辞典

career path

別表記：キャリアパス

「career path」の意味・「career path」とは

「career path」とは、個々の職業生活における進行方向やプロセスを指す言葉である。具体的には、初めての職に就くところから、昇進や転職、専門性の向上などを経て、最終的に目指す職業的地位に至るまでの道のりを示す。これは、個人の能力、教育、経験、スキルによって異なる。

「career path」の発音・読み方

「career path」の発音は、IPA表記では/kəˈrɪər pæθ/となる。IPAのカタカナ読みでは「カリア パス」となる。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方は「キャリア パス」となる。

「career path」の定義を英語で解説

A "career path" is the progression or sequence of jobs that form an individual's career. It includes the different positions an individual might hold as they progress in their field, from entry-level jobs to higher-level positions that require more experience and skills.

「career path」の類語

「career path」の類語としては、「career progression」、「career ladder」、「career trajectory」などがある。これらはすべて、個々の職業生活における進行方向やプロセスを指す言葉である。

「career path」に関連する用語・表現

「career path」に関連する用語や表現としては、「career planning」、「career development」、「career advancement」、「career change」などがある。これらはすべて、職業生活の進行や変化に関連する概念である。

「career path」の例文

1. "She has a clear career path in mind and is working hard to achieve her goals."（彼女は明確なキャリアパスを心に描いており、その目標達成のために一生懸命働いている。） 2. "His career path led him from an entry-level position to the role of CEO."（彼のキャリアパスは、エントリーレベルのポジションからCEOの役職へと導いた。） 3. "Career paths can be linear, but they can also involve lateral moves or even changes in field."（キャリアパスは直線的なものであることもあれば、横移動や分野の変更を伴うこともある。） 4. "Many people change their career path multiple times throughout their life."（多くの人々は生涯にわたり何度もキャリアパスを変更する。） 5. "Understanding your career path can help you make informed decisions about your professional development."（自身のキャリアパスを理解することは、プロフェッショナルな成長についての情報に基づいた決定を下すのに役立つ。） 6. "Career paths are often influenced by factors such as education, skills, and personal interests."（キャリアパスは、教育、スキル、個人的な興味などの要素によってしばしば影響を受ける。） 7. "Career paths are not always straightforward and may require flexibility and adaptability."（キャリアパスは必ずしも一直線ではなく、柔軟性と適応性が求められることもある。） 8. "Career paths can vary greatly depending on the industry and the individual."（キャリアパスは、業界や個々の状況によって大きく異なることがある。） 9. "Planning your career path can involve setting short-term and long-term goals."（キャリアパスの計画は、短期的な目標と長期的な目標の設定を含むことがある。） 10. "Career paths can be influenced by external factors such as market trends and economic conditions."（キャリアパスは、市場の動向や経済状況などの外部要因によって影響を受けることがある。）

（2023年12月19日更新）

デジタル大辞泉

キャリア‐パス【career path】

読み方：きゃりあぱす

企業内での昇進・出世を可能とする職務経歴。昇進への早道。

人事労務用語辞典

キャリアパス

キャリアパスとは？ ある職位や職務に就任するために必要な一連の業務経験とその順序、配置異動のルートを「キャリアパス」といいます。どんな仕事をどれくらいの期間担当し、どの程度の習熟レベルに達すれば、どういうポストに就けるのか――キャリアアップの道筋や基準・条件を明確化した人材育成制度です。

人材マネジメント用語集

キャリアパス

【英】career pass

・昇進・昇格のモデル、あるいは人材が最終的に目指すべきゴールまでの道筋のモデル、仕事における専門性を極める領域に達するまでの基本的なパターンのこと。

・企業がキャリアパスを示すことで、従業員は中長期的にどのようなスキルや専門性を身につけていくべきかを理解できるともに、自己の目指すべき道を自己で考察する材料ともなり、自己啓発意識の醸成、モチベーション向上に資することができる。

関連ページ

人事制度

ウィキペディア

キャリアパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/18 05:03 UTC 版)

キャリアパスとは経営学用語の一つ。企業においての社員が、ある職位に就くまでに辿ることとなる経験や順序のこと。また個人の視点からは、将来自分が目指す職業を踏まえた上でどのような形で経験を積んでいくかという順序・計画を指す。

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キャリアパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/10 08:45 UTC 版)

「鉄道輸送」の記事における「キャリアパス」の解説

鉄道会社はブルーカラー労働者とホワイトカラー労働者の両方に民間部門でのキャリアパスを発明した。鉄道は若い男性の生涯のキャリアになり、女性はほとんど雇われなかった。典型的なブルーカラー労働者のキャリアパスでは、18歳で青年が駅員として雇われ、24歳で熟練工、25歳で車掌、27歳で貨物列車運転士、57歳で旅客列車運転士へ昇進した。ホワイトカラー労働者のキャリアパスでは教育を受けた若い男性は初歩的な事務または統計の仕事を始め、経験を積んで部門本部または中央本部に移動した。各レベルで彼らはますます多くの知識、経験、そして人的資本を獲得した。彼らは交代するのが非常に難しく実質的に永久雇用を保証され、保険と医療が提供された。採用、解雇、および賃金率は、嗜好と人格の衝突を最小限に抑えるために、職長ではなく中央管理者によって規定され、全てがその規定に則って行われた。それによって、ますます複雑になる一連の規則が、全ての状況で例外なく実行されるべきであること、およびその職業地位と給与が正確に一致するべきであることを全員に指示した。1880年代までに職業鉄道労働者は引退し、年金制度は彼らのために発明された。

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「キャリアパス」の例文・使い方・用例・文例

• この会社のマルチキャリアパスへの取り組みにはまだ改善の余地がある。
• 当社では複線型キャリアパスにより職員の目的意識向上を図っている。