sequence
「sequence」とは・「sequence」の意味
「sequence」とは、一連のものが特定の順序で並んでいることを指す英単語である。具体的には、時間的な連続性や論理的なつながりを持つ一連の出来事やアイテムを示す。また、数学やコンピューターサイエンスの分野では、特定の規則に従って生成される数列やデータ構造を指すことがある。「sequence」の発音・読み方
「sequence」の発音は、IPA表記では /síːkwəns/ であり、カタカナ表記では「シークウェンス」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「シークエンス」となることが多い。「sequence」の語源
「sequence」の語源は、ラテン語の「sequentia」であり、その意味は「続くもの」である。これは、ラテン語の動詞「sequi」(追跡する、続く)から派生した言葉である。「sequence」の類語
「sequence」の類語には、series(シリーズ)、order(順序)、chain(連鎖)、succession(連続)、progression(進行)などがある。これらの言葉は、それぞれ微妙に異なるニュアンスを持ちながら、一連のものが順序立てられていることを示す。「sequence」に関連する用語・表現
「sequence」に関連する用語や表現には、DNA sequence(DNA配列)、sequential(連続的な)、sequencer(シーケンサー)、sequencing(シーケンシング)などがある。これらの言葉は、生物学や音楽、コンピューターサイエンスなどの分野で頻繁に用いられる。「sequence」の例文
1. The sequence of events led to the discovery of a new species.(一連の出来事が新種の発見につながった。) 2. The movie has a thrilling action sequence.(その映画にはスリリングなアクションシーンがある。) 3. The Fibonacci sequence is a series of numbers in which each number is the sum of the two preceding ones.(フィボナッチ数列は、それぞれの数が直前の2つの数の和である一連の数である。) 4. The DNA sequence of the organism was analyzed.(その生物のDNA配列が解析された。) 5. The computer program processes data in a sequential manner.(コンピュータプログラムはデータを順序立てて処理する。) 6. The music sequencer can record and play back a sequence of musical notes.(音楽シーケンサーは、一連の音符を録音して再生することができる。) 7. The correct sequence of steps is crucial for the success of the experiment.(実験の成功には、正しい手順の順序が重要である。) 8. The sequence of images creates an illusion of motion.(一連の画像が動きの錯覚を作り出す。) 9. The novel's narrative sequence is non-linear.(その小説の物語の進行は非線形である。) 10. The algorithm sorts the data in ascending sequence.(そのアルゴリズムは、データを昇順に並べ替える。)シークエンス【sequence】
シーケンス【sequence】
配列
シーケンス
列 (数学)
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2014年10月) |
数学において列(れつ、英: sequence)とは、対象あるいは事象からなる集まりを「順序だてて並べる」ことで、例えば「A,B,C」は3つのものからなる列である。狭義にはこの例のように一列に並べるものを列と呼ぶが、広義にはそうでない場合(すなわち半順序に並べる場合)も列という場合がある(例:有向点列)。集合との違いは順番が決まっている事で、順番を変更したものは別の列であるとみなされる。たとえば列「A,B,C」と列「B,C,A」は異なる列である。
数を並べた列を数列、(何らかの空間上の)点を並べた列を点列、文字を並べた列を文字列(あるいは語)という。このように同種の性質○○を満たすもののみを並べた場合にはその列を「○○列」という言い方をするが、異なる種類のものを並べた列も許容されている。
列の構成要素は、列の要素あるいは項(こう、term)と呼ばれ、例えば「A,B,C」には3つの項がある。項の個数をその列の項数あるいは長さ (length, size) という。項数が有限である列を有限列(ゆうげんれつ、finite sequence)と、そうでないものを無限列(むげんれつ、infinite sequence)と呼ぶ。(例えば正の偶数全体の成す列 (2, 4, 6, ...) )。
定義
定義を述べる前にその背後にある直観を説明する。「A,B,C」という列は、1番目、2番目、3番目にそれぞれA,B,Cという項がある。したがってこの列から1、2、3にそれぞれA,B,Cを対応させる関数を作る事ができる。逆に1、2、3にそれぞれA,B,Cを対応させる関数があればそこから「A,B,C」という列を復元するのは容易である。この事から「列」という概念は自然数に項を対応させる関数と実質的に同義である事がわかる。そこで数学ではそのような関数を列の定義とする。
すなわち集合 S に値を取る項数n の有限列とは、 {1, 2, ..., n} から S への写像
- a : {1, 2, ..., n} → S
のことである。
同様に、S に値を取る無限列とは、自然数全体のなす集合