改ざん
かい‐ざん【改×竄】
改ざん
【英】falsification
改ざんとは、第三者が他者のコンピュータにアクセスし、コンピュータの管理者に無断でデータを書き換える行為のことである。
企業情報や個人情報の一部を書き換える行為や、Webページの表示を書き換える行為など、いわゆる不正な書き換え行為全般が改ざん行為に該当する。改ざんの目的は、営利目的のものから、他者を誹謗するためのもの、政治的主張のもの、あるいは愉快犯的なものまで、様々である。データの不正閲覧や改ざんを行った痕跡を消すために、アクセスログを抹消するといったタイプの改ざんも多い。
Webページの改ざんは、多くの場合、通常のデータの代わりにバグのような表示や無意味な文字列、卑猥な画像にすり替えられるが、官公庁などの運営するWebサイトなどが狙われる場合には、政治的主張やデマの情報に差し替えられることも多い。そのような場合、侵入元は国内であるとは限らず、(例えば緊張関係にある隣国のクラッカーである場合も珍しくない)、ネットワーク上での改ざん行為が国際的なイデオロギーの主張の場として利用されるケースも実際少なからず発生している。
改竄
(改ざん から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 14:19 UTC 版)
改竄(かいざん、英: falsification, faking, alteration)は、文書、記録等の全部又は一部が、本来なされるべきでない時期に、本来なされるべきでない形式や内容などに変更されること、すること、をいう。故意の場合も過失の場合もともに含み、悪意の有無を問わない。
- ^ a b 『大本営発表: 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』辻田真佐憲著、幻冬舎、2016
- ^ “「チバニアン」GSSP申請論文における特定不正行為の告発と、その後の研究機関の回答について”. 古関東深海盆ジオパーク推進協議会. 2021年3月19日閲覧。
- 1 改竄とは
- 2 改竄の概要
- 3 科学者による改竄
- 4 脚注
「改ざん」の例文・使い方・用例・文例
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