しぶんしょぎぞう‐ざい〔シブンシヨギザウ‐〕【私文書偽造罪】
読み方:しぶんしょぎぞうざい
私文書偽造罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 19:27 UTC 版)
(有形)偽造とは無権限者による他人名義(作成したと書いてある者)の文書作成であり、作成者とは文書上に表示された意思・観念の主体だとされている(たとえば秘書が社長のために文書を作成すると作成者は名義人でもある社長だとされている)。そこで、文書作成の権限の無いBが「A代理人B」と署名して作成した文書は、作成者は、代理名義文書上の意思・観念が本人のものだと社会的に信用されているので、Aであり、名義人はBであるとされている。従ってBは無権限でA作成の文書を作成したので私文書偽造罪に問われることになる。
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私文書偽造罪と同じ種類の言葉
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