ハイパーテキスト【hypertext】
ハイパーテキスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 01:16 UTC 版)
ハイパーテキスト (hypertext) とは、複数の文書(テキスト)を相互に関連付け、結び付ける仕組みである。「テキストを超える」という意味から"hyper-"(~を超えた) "text"(文書)と名付けられた。テキスト間を結びつける参照のことをハイパーリンクと言う。 ハイパーテキストによる文書は静的(前もって準備され格納されている)または動的に(ユーザの入力に応じて)生成される。よって、うまく作られたハイパーテキストシステムは、メニューやコマンドラインなどの、他のユーザインタフェースパラダイムの能力を包含しており、それらを置き換えることができる。クロスリファレンスを含む静的な文書群と、対話的なアプリケーションの両方を実現するのに使える。文書やアプリケーションはローカルでもインターネットのようなコンピュータネットワーク環境でも利用できる。最も有名なハイパーテキストの実装はWorld Wide Webである。ハイパーテキストが提供する、情報の関連性を辿る手段により、大量の文献を逐一調べることなく目的の情報に到達する事ができるようになった。
- 1 ハイパーテキストとは
- 2 ハイパーテキストの概要
- 3 歴史
- 4 実装
- 5 外部リンク
ハイパーテキスト
「ハイパーテキスト」の例文・使い方・用例・文例
- テキスト・グラフィック・音声・アニメーションのリソースをハイパーテキストトランスファープロトコルによって提供するインターネットサイトの集合から成るコンピュータネットワーク
- 紙の上で都合よく提示、あるいは表現することができないような複雑に相互接続した文書や画像資料の集まりを意味するハイパーテキストという言葉を紹介します−−テッド・ネルソン
- ハイパーテキストファイルからもう別の場所またはファイルへのリンク
- サーバとブラウザ間のハイパーテキストの要求と情報を転送する(転送制御プロトコルを利用する)プロトコル
- ハイパーテキストを作り出す際のタグの使用法の(汎用マークアップ言語規約に従う)規則とタグのセット
ハイパーテキストと同じ種類の言葉
- ハイパーテキストのページへのリンク