アメリカ陸軍参謀総長
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アメリカ合衆国陸軍参謀総長(アメリカりくぐんさんぼうそうちょう、英: Chief of Staff of the United States Army)は、アメリカ陸軍における最高位の軍人で、軍備を整え、戦時への即応性を維持する責任を負う。他の参謀総長等と同じく、作戦上の指揮権限を有しない。統合参謀本部の一員であり、陸軍に関する大統領の主任軍事顧問である。
- ^ “アメリカ、海兵隊に続き陸軍もトップ空席 人事停滞で異例の事態”. 毎日新聞. (2023年8月5日) 2023年8月18日閲覧。
- ^ “米議会、陸軍と海兵隊トップを承認 不在解消”. 日本経済新聞. (2023年9月22日) 2023年11月4日閲覧。
- ^ Why is the Colonel Called "Kernal"? by Raymond Oliver, Museum Curator, McClellan Aviation Museum. Office of History, Sacramento Air Logistics Center, McClellan AFB, CA, 1983.
- ^ An Act To provide for the rank and title of lieutenant general of the Regular Army.
- ^ 「機甲部隊の父」と呼ばれたアドナ・R・チャーフィー・ジュニア陸軍少将の父。
- ^ 参謀総長就任時の階級は少将。第一次世界大戦参戦により、1917年10月8日に大将へ昇任(6日付)。1888年に大将に任命されたフィリップ・シェリダン陸軍総司令官以来、約30年ぶりの大将昇任者。
- ^ 戦時階級の大将が消滅して、在任中の1920年7月1日に少将に戻る。
- ^ 5つ星の元帥よりもさらに上位とされる階級。この地位に任命されたのはパーシングと初代大統領ジョージ・ワシントン(1976年6月4日に議会によって追贈,存命時の最終階級は陸軍中将)の2人のみである。
- ^ 参謀総長就任時は少将。在任中の1929年2月23日に大将に昇任。
- ^ 参謀総長就任時は大将。在任中の1944年12月16日に元帥に昇任。
- ^ のちに統合参謀本部議長に就任し、同職在任中の1950年9月22日に元帥に昇任。
- ^ 陸軍副参謀総長として職務を代行。
- ^ 参謀総長在任のまま死去。
- ^ 特殊作戦軍司令官を務めたのち、2000年に一度退役。その後参謀総長職に指名されたことをうけて軍務に復帰。
- ^ Historical Resources Branch, アメリカ陸軍歴史センターの資料より。
- ^ 在任期間約5ヶ月という、近年の陸軍参謀総長の中では異例の短さであるが、これはマイケル・マレン統合参謀本部議長の後任に指名されたためである。
- ^ 副参謀総長職のまま参謀総長代行
- 1 アメリカ陸軍参謀総長とは
- 2 アメリカ陸軍参謀総長の概要
- 3 歴史
- 4 関連項目
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