蒲刈大橋とは? わかりやすく解説

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蒲刈大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/01 13:58 UTC 版)

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蒲刈大橋
2009年 蒲刈大橋
1981年。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
基本情報
所在地 広島県呉市
起点:蒲刈町向 - 終点:下蒲刈町三之瀬[1]
交差物件 三之瀬瀬戸(瀬戸内海[2]
座標 北緯34度11分5.4秒 東経132度41分3.4秒 / 北緯34.184833度 東経132.684278度 / 34.184833; 132.684278
関連項目
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蒲刈大橋(かまがりおおはし)は、広島県呉市(旧安芸郡蒲刈町および旧安芸郡下蒲刈町)の上蒲刈島下蒲刈島を結ぶ道路橋

概要

1979年10月開通。県の「蒲刈地区広域営農団地農道整備事業」により建設された農道橋である[3]本州安芸灘諸島を8つの橋で結ぶ安芸灘諸島連絡架橋の1つであり通称「安芸灘2号橋」、蒲刈広域農道の一部を構成する。上蒲刈と下蒲刈を結ぶ唯一の橋である。

竣工当時は農道橋としては国内最長であった。2014年現在でトラス橋としては国内第7位の支間長にあたり、トラス橋としては広島県最大の橋にあたる[2]

施工は石川島播磨重工業(現IHI)で、架設はフローティングクレーンを用いた大ブロック一括架設工法を用いた、トラス橋として初施工例となった[2][3][4]。また橋脚施工に際し、ニューマチックケーソンと一体化したものを仮設ヤードで組みFCで運ぶ、橋脚付き設置ケーソン工法を採用している[2]

構造

  • 橋長 : 480メートル[1]
  • 最大支間長 : 255.0メートル[3]
  • 全幅 : 8.0メートル[1]
  • 幅員 : 車道6.5メートル + 歩道1.5メートル[4]
  • 橋種 : 3径間連続下曲弦プラットトラス橋[2]
  • 橋格 : 1種橋(TL-20)[4]
  • 海面からの高さ : 23.0メートル[2]

ギャラリー

脚注

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  1. ^ a b c 蒲刈大橋”. 広島観光ナビ. 2014年7月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 蒲刈大橋(かまがりおおはし)”. 広島県. 2014年7月16日閲覧。
  3. ^ a b c 製品案内”. IHI. 2014年7月16日閲覧。
  4. ^ a b c 蒲刈大橋”. 日本橋梁建設協会. 2014年7月16日閲覧。

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