鳴門の渦潮
●よく聞けるところ ●寄りみち | 渦潮が巻く鳴門海峡は、鳴門市と淡路島との間約1.3キロの狭い瀬戸だ。この海峡を境として潮の干満により、瀬戸内海側と紀伊水道側の潮位に差が生じて、地形の複雑さの手伝って渦潮ができる。 潮流の速さはふつう時速13〜15キロくらいだが、春と秋の大潮時には時速20キロにもなり、ゴウゴウと唸る渦の直径が20メートルにも達するという迫力である。 昭和60年(1985)には、鳴門海峡と渦潮をまたぐように、全長1629メートルの「大鳴門橋」が架けられた。この周辺は鳴門公園と呼ばれ、同6年(1931)に「史跡名勝天然記念物」に指定、同25年(1950)には「瀬戸内海国立公園」に編入され、観光地としても有名だ。 |
列車・タクシー=JR鳴門駅からタクシーで約15分。 |
鳴門の渦潮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 07:04 UTC 版)
鳴門の渦潮(なるとのうずしお)は、徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間の鳴門海峡で発生する渦潮である。大潮の際には渦の直径は最大で30メートルに達するといわれることもあり[1]、渦の大きさは世界最大級といわれる[2]。
- ^ “南あわじ市の概要”. 南あわじ市秘書課 (2015年4月6日). 2016年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月3日閲覧。
- ^ 渦の道ウェブサイト「渦潮の魅力」2012年1月23日閲覧
- ^ “渦潮の紹介 | 鳴門海峡の渦潮を世界遺産へ”. 兵庫・徳島「鳴門の渦潮」世界遺産登録推進協議会. 2023年6月12日閲覧。
- ^ 秋山紀浩 (2017年11月22日). “世界最大級「鳴門の渦潮」に科学のメス 世界遺産に向けた本格調査でメカニズム解明なるか”. 産経ニュース. 株式会社産経デジタル. 2020年4月10日閲覧。
- ^ うずしお観光船 知ろう! 渦潮のこと 鳴門の渦潮はこうしてできる
- ^ 渦の道展望室ウェブサイト。
- ^ 実際、開通当初には橋上から見ようとするドライバーが後を絶たなかった。そのため、橋上の路側帯には「停駐車禁止 路側走行禁止」(原文ママ)の文字が全線にわたって書かれており、またスピーカーも設置されている。
- ^ 神戸新聞|「鳴門の渦潮」世界遺産に 兵庫、徳島県が推進2014年10月25日閲覧
- ^ 神戸新聞 |「鳴門の渦潮」世界遺産に ノルウェー、スコットランドと連携を 万博で国際シンポも 推進協総会2024年3月23日閲覧
- 1 鳴門の渦潮とは
- 2 鳴門の渦潮の概要
鳴門の渦潮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:52 UTC 版)
詳細は「鳴門の渦潮」を参照 鳴門の渦潮は、徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間に位置する鳴門海峡で発生する渦潮である。この渦潮は春の大潮のときに最大の大きさとなり、直径は20 mにもなる。鳴門海峡の海流の速度は、平常時は13km/hから15km/hであるが、大潮のときは18km/h、風向きによって20 km/hとなる場合もある。
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