観潮

デジタル大辞泉

かん‐ちょう〔クワンテウ〕【観潮】

読み方：かんちょう

潮の干満による海水の動きを見ること。特に鳴門海峡の渦潮(うずしお)を眺めること。《季 春》

季語・季題辞典

観潮

読み方：カンチョウ（ｋａｎｃｈｏｕ）

渦潮を遠近から見物に集まること

季節 春

分類 人事

ウィキペディア

観潮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/09/25 06:10 UTC 版)

観潮（かんちょう）とは、海上または海岸において潮の流れるさま、満ち引き（潮汐）、渦潮等の特徴的な海面の動きを観賞することである。

俳句では春の季語となっている。これは、日本の近海においては旧暦の3月3日前後が年間で最も潮の満ち引きの差が大きくなり、観潮の対象となる現象が大きく現れることによる。

沖合で見られる渦潮や急な潮流の観賞には専用の観潮船（観光船）が利用されることがある。

主な観潮の名所

日本国内

• 鳴門海峡（鳴門の渦潮）
• 来島海峡
• 針尾瀬戸

日本国外

• 銭塘江

関連項目

• 観潮橋
• 兵庫県道237号鳴門観潮線
• 観潮楼 - 現在の東京都文京区千駄木にあった森鴎外旧居の名称。
• 季語一覧