にっぽん‐まる【日本丸】
読み方:にっぽんまる
日本の航海練習用帆船。昭和5年(1930)、文部省航海練習所所属の商船教育用として建造。海の貴婦人といわれ、昭和60年(1985)以降横浜市の日本丸メモリアルパークに係留。昭和59年(1984)には2世を運輸省航海訓練所所属船として建造。4本マスト、2570総トン、全長100.9メートル。商船大学・商船高専・海員学校が使用。
豊臣秀吉朝鮮侵攻時の軍船。文禄元年(1592)建造。全長99尺(約30メートル)、1500石積み(積載重量220トン)、櫓100丁立てで、当時最大級の安宅船(あたけぶね)。
にほん‐まる【日本丸】
読み方:にほんまる
日本丸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 09:25 UTC 版)
日本丸(にっぽんまる、にほんまる)は、日本の船舶につけられた船名。同名の船が各種存在する。
- 日本丸 (安宅船) - 16世紀末の文禄の役に参加した安宅船。
- 航海訓練所(現在の海技教育機構)が保有する大型帆船(航海練習船)。
- にっぽん丸 - 商船三井客船運航の外航クルーズ客船。
- 日本丸 (東洋汽船) - 明治時代にはイギリスで建造された東洋汽船所有の汽船、日本丸級貨客船「日本丸」がある。サンフランシスコ航路の貨客船として1898年(明治31年)より就航した。1904年(明治37年)には海軍に徴用され、75mm砲2門などを搭載し特設艦船の一種の仮装巡洋艦として日露戦争に参加した。
- 日本丸 (山下汽船) - 川崎造船所で1936年(昭和11年)6月に完成したタンカー。1944年(昭和19年)1月14日にアメリカの潜水艦の雷撃を受け沈没した。
脚注
日本丸(1930年、日本、バーク)
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「帆船」の記事における「日本丸(1930年、日本、バーク)」の解説
文部省航海練習船。4本マストのバーク。1984年に引退し、その役割を日本丸II世に引き継いだ。横浜みなとみらい21で展示・保存されている。
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