バークとは? わかりやすく解説

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bark

別表記:バーク

「bark」とは、ほえる・ほえる声・樹皮のことを意味する英語表現である。

「bark」とは・「bark」の意味

「bark」は、ほえる・ほえる声・樹皮のほかに、どなる・どなり声銃声・木の皮・(木の)皮をむく・皮膚擦りむく・バーク型帆船小型帆船種類)などの意味がある。

「bark」のスラングとしての意味

「bark」は、などが「ほえる」という意味でよく使われるが、日常会話では「大声でわめく・どなる」の意味使われることも多い。熟語には本来の「bark」の意味から離れた意味で使われているものも多い。例えば「My Dogs are Barking」。直訳すると「私の犬たちがほえている」になるが、意味は「私の足が痛い」である。ケガで足が痛い場合には使われず、立ちっぱなし歩き回り過ぎて疲れて足が痛くなった場合に使う。

「bark」の発音・読み方

発音記号は「bάːrk」。カタカナ表記する場合は「バーク」とすることが多い。

「bark」の活用変化一覧

現在分詞は「barking」、過去形過去分詞は「barked」、3人称単数現在は「barks」。複数形は、3人称単数現在と同じ表記の「barks」である。

「bark」の語源・由来

「bark」は、意味によって語源異なる。語源は、古期英語の「beorcan(ほえる)」・「barc(樹皮)」、中期英語の「barke(舟)」。もとはそれぞれに異な言葉であったが、変遷過程偶然に3種類の語が同じ表記となり、現在の「bark」となった

「bark」を含む英熟語・英語表現

「bark up the wrong tree」とは


見当違いことをする」「お門違いをする」などの意味がある。

「one’s bark is worse than one’s bite」とは


見た目ほど悪くない」「口は悪いが怖くはない」などの意味がある。

「all bark and no bite」とは


口先ばかりで何もしない」という意味である。

「barking dogs seldom bite」とは


ことわざで「ほえるはめったにかまない」。「騒ぎ立てる者は口ばかりで大したことはない」という意味である。

「bark at the moon」とは


「月にほえる」「無駄にほえる」「むなしく抗議する」などの意味がある。

「Why keep a dog and bark yourself?」とは


ことわざで「なぜ飼いながら自分でほえるのか」。「人がやるべきことをなぜ自分がやるのか」という意味である。

「bark beetle」とは


昆虫の「キクイムシ」のことである。

「Bark(ミュージシャン)」とは

8人組ヒップホップ・グループ「BAD HOP(バッドホップ)」のメンバー1人である。本名は「日野原ゆうき」。1995年生まれ出身地神奈川県川崎市である。

「BARK(電気機械式計算機)」とは

スウェーデン計算機委員会が、1950年2月完成させた、初期電気機械計算機のことである。「BARK」は、スウェーデン語の「Binär Aritmetisk Relä-Kalkylator(2進数継電器計算機)」の略である。

「Bark scale(バーク尺度)」とは

ドイツ音響科学者であるエバーハルト・ツヴィッカーが、1961年提案した音響心理学的尺度のことである。「Bark scale」の名称は、バルクハウゼン効果発見したことで有名なハインリッヒ・バルクハウゼンHeinrich Georg Barkhausen)にちなん付けられた。

「Bark Mitzvah(儀式)」とは

ユダヤ教成人を祝う儀式のこと。成人式である。儀式では、は「タリット儀式祈りショール)」を着用しオスは「ヤルムルク(ユダヤ教男性が被る帽子)」を被る。アメリカではユダヤ教徒と関係のない人の間でも「成人式」が広がりペットショップなどでは成人式用に食事記念品などのサービス提供するところもある。

「bark」の使い方・例文

My dog barked at the strange man.:私の見知らぬ男にほえた。
When he heard the dog bark, he ran away.:彼はのほえ声を聞いて逃げ出した
If you think I love you, you’re barking up the wrong tree.:私が君を愛していると思うなら、見当違いだ
I heard that "Barking dogs seldom bite", but I was bitten by a dog.:「ほえるはめったにかまない」と聞いていたが、私はかまれた
He is all bark and no bite:彼は口先ばかりで何もしない
She regretted barking at her children.:彼女は子供達どなったことを後悔した
I barked my shin in the schoolyard.:私は校庭ですねを擦りむいた。
She stripped a tree of the bark:彼は木の皮をはいだ。
We carved our names into the bark as a memorial.:私たち記念に樹皮に名前を彫りました。
His bark is worse than his bite.:あの男見た目ほど悪くない

バーク【bark】

読み方:ばーく

洋式帆船で、3本上のマスト備え最後尾マスト縦帆張りそれ以外マストには横帆張る形式のもの。

樹皮。「—チップ

バークの画像

バーク【Edmund Burke】


バーク

別名:ばーく
【英】:bark

樹皮

バーク

洋ランコンポスト植え込み材料)の一つ樹皮。 bark
バークの特徴
長所 腐敗しにくいので、3~4年植え替えずに済む。
根腐れの心配がほとんどない
短時間で、根傷み少なく植え替えできる。
小粒のバークと大粒のバークでは水持ちに差がある。
短所 を十分吸収させてから植えつけなければならない
多少酸性である。
施肥水やり多めにしなければならない
新しいバークと古いバークでは吸水性極端に異なる。

バークの種類
名 称 特  徴
レッドバーク red bark レッドウッドセコイア)の樹皮消毒加工したもの。
ファーバーク fir bark シルバーウッド(米松)の樹皮消毒加工したもの。
クリプトモス
      cryptomoss
日本スギヒノキ樹皮消毒加工し細かくフレーク
状にしたもの

バーク

名前 BerkBourke; Burck; BurkBurke; Baak; BachBakBalkBark; Berck; Berg; Berke; Birch; Bourque; Buerk; Burkc

バーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 02:49 UTC 版)

バーク: barque, bark, barc)は、帆船の一種である。

名称

英語 "bark日本語音写例〈以下同様〉:バーク)" の直接の語源は「boatボート、舟/小舟」を意味する中英語 "barke(バルク、バルカ)" であり、この語は中世フランス語で「small boat、小型ボート、小舟/舟」を意味する "barque(バルキュ)" から来ている。中世フランス語 "barque" の直接の語源は後期ラテン語 (Late Latinで「古代エジプトナイル川で使用された平底貨物船の一種である『バイル』」を指す語であった "bāris(バーリス)" の訛語形 "barca(バルカ)" と考えられている。なお、係るラテン語古代ギリシア語を、その古代ギリシア語はコプト語を、そのコプト語はエジプト語を語源としているが、ここでは省略する。遡れる限りで最も古い語源は、上述した後期ラテン語 "bāris" と同じ物を指し、現地では「transport ship、貨物船」を意味したエジプト語

バークの帆装図(概念)
バークの帆装図
訓練航海中のイーグル英語版
イーグルでの操船訓練

なお、英語および中英語で「大型の」(牽引式と自走式の区別なし)を指す "brage(バージ/バーヂ)" と、「ボート」を意味するフランス語・中世フランス語および古フランス語の "brage(ブラージュ)" も、英語 "bark" と同根であり、語源は上述したエジプト語に収斂する。

英語 "barque(バーク)" も、究極の語源は上述したエジプト語に求められる。しかし、直接には中世フランス語の "barque(バルク)" から来ており、この語はイタリア語 "barca(バルカ)" を挟んで上述した後期ラテン語の "barca" に遡れ、そこから先は同様である。

イギリスではノルマン・コンクエスト(ノルマン征服)後に流入したフランス語の影響で、"bark" と "barque" の両方を使うようになった。ただし、現代での語の意味は同じではない。19世紀より前の "barge()" は「沿海や内海の小さな船」を指した。少し遅れて "bark" が後述するように独特の帆装を持つ帆船を表すようになった。19世紀半ばのイギリスでは、綴りがフランス語の "barque" に換わった。哲学者フランシス・ベーコンは早くも1605年の時点でこの綴りを使っている。

最後に、英語 "barc(バーク)" は先に挙げた2語に比して一般的ではない。古英語に見られる古風な表現であり、「bark (of a tree)、木製のボート」を意味する古ノルド語 "bǫrkr(ビョルクル)" に由来する。これらの語はドイツ語 "Borke(ボルケ)" や低ザクセン語 "bark(バルク)"、デンマーク語 "bark(バルク、バー)" などと同根で、ゲルマン祖語 "barkuz(バルクズ)" が語源学的に再現されており、これも「bark (of a tree)、木製のボート」も意味する。

形状

18世紀イギリス王室海軍がそれまでのどの分類にも属さない船に "bark" を使った。ジェームズ・クックの助言を容れて海軍は石炭運搬船を購入し探検用に転用した。その船がエンデバーでありシップ型帆装で平らに切り立った船首と船尾全面に窓がある船に改装された。

18世紀の終わりまでに、"barque"(アメリカではしばしば "bark")は特殊な型の艤装を施した船を指すようになった。この船には3本(あるいはそれ以上)のマストがあり、最後尾のマストに縦帆が、他のマストには横帆がある。保存状態の良い商業用バークは、1878年に建造されたフォールズ・オブ・クライド英語版であり、現在はホノルルの展示船として保存されている。他の保存状態の良いバークはポマーン英語版であり、建造時の状態を保つ唯一のウィンドジャマーである。その母港はフィンランドオーランド諸島マリエハムンであり、海事博物館となっている。アメリカ沿岸警備隊は操船可能なバークを保有している。この船は1936年ドイツで建造され、戦争の賠償としてアメリカに渡り、イーグル英語版と命名されてコネチカット州ニューロンドンにある士官学校の練習船として使われている。

活躍している帆船の中で世界で一番古いものは、1863年に建造されたスター・オブ・インディア英語版であり、全ての帆が横帆であったが、1901年にバークに改装された。日本の航海練習船である歴代の日本丸および海王丸もバークに分類される。

用途

この帆装の長所は、他の同様な船あるいはブリッグ(横帆の2本マストの帆船)と比較して船員が少なくてすむ(従って運転費用が安価)ことである。逆に言えば、より多くの乗組員を訓練するには向いていない。

著名な船

参考文献

脚注

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出典

  1. ^ 大型帆船「スターツロード・レムクル」が横浜へ ノルウェーから遥々1年、初のアジア寄港」『乗りものニュース』株式会社メディア・ヴァーグ、2022年7月27日。2022年10月5日閲覧。
  2. ^ 深水千翔(海事ライター)「乗ったぜ「108歳の木造帆船」初来日した世界屈指のベテラン船 中身は全く前時代モノではなかった!」『乗りものニュース』株式会社メディア・ヴァーグ、2022年10月4日。2022年10月5日閲覧。

関連項目

ウィキメディア・コモンズには、バークに関するカテゴリがあります。


バーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 14:47 UTC 版)

ポートロイヤル2-カリブ大航海記-」の記事における「バーク」の解説

3本マスト横帆縦帆セイル)・ジブ帆装した小型の船である。

※この「バーク」の解説は、「ポートロイヤル2-カリブ大航海記-」の解説の一部です。
「バーク」を含む「ポートロイヤル2-カリブ大航海記-」の記事については、「ポートロイヤル2-カリブ大航海記-」の概要を参照ください。

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