朝鮮海峡とは? わかりやすく解説

ちょうせん‐かいきょう〔テウセンカイケフ〕【朝鮮海峡】

読み方:ちょうせんかいきょう

朝鮮半島長崎県対馬(つしま)との間にある海峡東シナ海日本海とを結ぶ。


朝鮮海峡

分野
日本以外の地域地図に関する用語
言い換え
対馬付近、または対馬海峡
備考
「朝鮮海峡」は対馬海峡西水道にあたる。

朝鮮海峡

作者許南麒

収載図書在日文学全集 第2巻 許南麒
出版社勉誠出版
刊行年月2006.6


朝鮮海峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 14:45 UTC 版)

対馬海峡 > 朝鮮海峡
朝鮮海峡の地図
韓国側から

朝鮮海峡(ちょうせんかいきょう)とは、対馬海峡のうち、対馬朝鮮半島の間の海峡を指す呼称。海上保安庁海洋情報部発行の海図では「対馬海峡西水道」(つしまかいきょうにしすいどう)とされる[1]

概要

東シナ海日本海を結ぶ、長さと幅がそれぞれ約200キロメートル特定海域である[2][3]。最狭部の幅は約48キロメートルで、最大水深は228メートル[4]。海峡内の海底には北東~南西方向に長さ約130km、幅約15kmの対馬舟状海盆がある[5]

古来より朝鮮半島から日本列島に至る重要な航路であった[3][4]

東シナ海から日本海へ向かって暖流である対馬海流の本流が流れており、対馬海峡東水道(対馬-九州間)よりも流速が早い[4][6]

スルメイカなどの好漁場である[4]

呼称・範囲を巡る議論

対馬海峡領域においては、周辺各国における名称と国際通用名のあいだに錯綜が生じている。

なお、北朝鮮では「朝鮮(チョソン)海峡」は九州と朝鮮半島の間にある海峡全体(日本での呼称における対馬海峡に相当)を指し、韓国では「大韓 (テハン) 海峡」と呼称して北朝鮮同様に対馬海峡全体の意味で用いられる[3]

脚注

  1. ^ 対馬海峡(つしまかいきょう)とは”. コトバンク. 2019年5月27日閲覧。
  2. ^ 特定海域”. www1.kaiho.mlit.go.jp. 海上保安庁. 2019年5月27日閲覧。
  3. ^ a b c 朝鮮海峡(ちょうせんかいきょう)とは”. コトバンク. 2019年5月27日閲覧。
  4. ^ a b c d 西水道(にしすいどう)とは”. コトバンク. 2019年5月27日閲覧。
  5. ^ 対馬舟状海盆(つしましゅうじょうかいぼん)とは”. コトバンク. 2019年5月27日閲覧。
  6. ^ 吉川裕: “対馬海峡での対馬暖流”. www-ocea.kugi.kyoto-u.ac.jp. 京都大学. 2019年5月27日閲覧。

関連項目


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