南極海峡とは? わかりやすく解説

なんきょく‐かいきょう〔‐カイケフ〕【南極海峡】


南極海峡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/12 08:35 UTC 版)

南極海峡
南極海峡
場所 南極海
座標 南緯63度20分 西経56度45分 / 南緯63.333度 西経56.750度 / -63.333; -56.750座標: 南緯63度20分 西経56度45分 / 南緯63.333度 西経56.750度 / -63.333; -56.750
最長 48 km (30 mi)
最大幅 19 km (12 mi)

南極海峡(なんきょくかいきょう、英語: Antarctic Sound)は、南極半島北東端とジョインビル諸島との間にある海峡[1]

地名は、海峡を最初に通過したアンタークティック号の船名にちなむ。英語名称をカナ転記したアンタークティック・サウンドの名称が使われることもある。

地理

南極半島地図

南極半島グレアムランドの北東端(トリニティ半島)と、その沖合にあるジョインビル諸島(ジョインビル島デュルヴィル島ダンディー島ブランスフィールド島など)との間に位置する海峡。長さは約48キロメートル、幅は11から19キロメートル[1]。北西にブランズフィールド海峡、南東にウェッデル海を結ぶ。

海峡に面したトリニティ半島には、ホープ湾がある。ホープ湾には、アルゼンチンのエスペランサ基地や、ウルグアイの ECARE などの観測基地が置かれている。

南極半島(1)の先端部。ジョインビル島(4)などのジョインビル島との間の海峡が南極海峡。Aがホープ湾。

歴史

アンタークティック号

この海峡は1902年オットー・ノルデンシェルド英語版率いるスウェーデン南極探検隊 (Swedish Antarctic Expeditionによって、同探検隊に属していた船、アンタークティック号 (Antarctic (ship)に因んで名づけられた[1][2]カール・アントン・ラーセン英語版が船長を務めていたアンタークティック号は、この海峡を初めて航行した船であった[1]

脚注

  1. ^ a b c d U.S. Geological Survey Geographic Names Information System: Antarctic Sound”. 2013年5月2日閲覧。
  2. ^ デジタル大辞泉の解説”. コトバンク. 2018年5月12日閲覧。

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