屈斜路カルデラ
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初期の屈斜路湖は面積が現在の倍ほどあり、ほぼ円形の湖だったと考えられる。現在のカルデラは、東西約26km 南北約20kmで日本最大。 約160万年から100万年前 先カルデラ火山を形成した。その名残が屈斜路湖北側にある藻琴山。 約40-4万年前 カルデラを形成する活動が起き、10回程度の大規模火砕流噴火を繰り返す。約12万年前 最大級の噴火を生じ、その火山灰(クッチャロ羽幌と呼ばれる広域テフラ)は札幌以西を除く北海道のほぼ全域を覆った。 約4万年前 約12万年前の噴火に次ぐ大規模な噴火が生じ、クッチャロ庶路テフラを形成。 約4万年前~現在 中島やアトサヌプリ(別名「硫黄山」)、摩周火山を生じる活動により溶岩円頂丘群が噴出してカルデラ湖の南東部を失い、空豆状の現在の形になった。
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屈斜路カルデラ(くっしゃろカルデラ)
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直径約20×26kmの日本最大のカルデラ。約半分は屈斜路湖となっているが、南東縁の成層火山頂上に摩周カルデラ(約7千年前)、さらにその縁にカムイヌプリ火口と、三重の火山を見ることができる。また、屈斜路湖と摩周湖の間にもアトサヌプリ(硫黄山)などの火山活動があり、湖岸や周辺地域に多数の温泉を有している。
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