火砕丘の種類とは? わかりやすく解説

火砕丘の種類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 15:11 UTC 版)

火砕丘」の記事における「火砕丘の種類」の解説

火砕丘はいくつかの種類分けられるスコリア丘 玄武岩質のマグマからできたスコリア積もったもの。多くストロンボリ式噴火形成される溶岩流スコリア密度が低いため、密度大きな溶岩火口溜まって火口縁から溢れ出すようなことはなく、スコリア丘大地境界面から流れ出す。この溶岩流はしばしスコリア丘削り馬蹄形(U字型)の火口を持つスコリア丘になる。スコリア丘の例としては阿蘇山米塚大室山、などがある。 タフリング、タフコーン凝灰岩丘) マグマ水蒸気爆発形成されるマグマ水蒸気爆発は、マグマ成分とは無関係にマグマ地下水湖水などの冷たい水接触すると起こる。爆発力大きいため、火口大きく高さは低い。マグマ水の量比によって爆発力噴出物量が異なり爆発力比較強く高さの低いものをタフリング爆発力比較弱く高めのものをタフコーンと呼ぶ。屈斜路カルデラ中島、ハワイ・オアフ島のダイヤモンドヘッドタフリングである。 軽石丘英語版安山岩流紋岩質のマグマからできた軽石積もったもの。このようなマグマは、ガス成分多く玄武岩質マグマよりも爆発的な噴火起こしやすいので、一般にスコリア丘よりも大きな火口をもつ。阿蘇山草千里などが有名。 スパター丘

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