日本ジオパーク
別名:日本のジオパーク
英語:Japanese Geoparks
日本ジオパークネットワーク(Japanese Geoparks Network、JGN)が認定を行っている、地質学的な価値の高さを認められた地域。
「ジオパーク」を認定するグローバルな組織として、UNESCOの支援の下に2004年に設立された世界ジオパークネットワーク(GGN)があり、「世界ジオパーク」の認定活動を行っている。日本ジオパークは、世界ジオパークと重複するが、別個に選定・認定されている。
日本ジオパークの活動は2007年に本格的に始まり、2008年に有珠山、島原半島、糸魚川、山陰海岸、室戸岬、アポイ岳、南アルプスの計7地域を認定、その後も順次審査・認定を行っている。2011年9月現在、計20地域が、日本ジオパークとして認定されている。
日本ジオパークが最初に認定を行った7地域のうち有珠山、島原半島、糸魚川の3地域は、世界ジオパークに申請し、2009年8月に世界ジオパークとして認定された。2010年には山陰海岸、2011年9月には室戸岬が世界ジオパークとして認定されている。
関連サイト:
日本ジオパーク - 経済産業省
日本ジオパークネットワーク
にほん‐ジオパーク【日本ジオパーク】
読み方:にほんじおぱーく
日本ジオパーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 06:58 UTC 版)
日本ジオパークは、日本ジオパーク委員会(JGC)により日本ジオパークネットワーク(JGN)への加盟を認定されたジオパークである。2022年1月現在、46地域が加盟。なお、日本の世界ジオパークはすべて日本ジオパークとしても認定されている。以下、世界ジオパークは太字で記す。 2008年12月加盟(7地域)洞爺湖有珠山ジオパーク - 2009年8月に世界ジオパークネットワークに加盟 糸魚川ジオパーク - 2009年8月に世界ジオパークネットワークに加盟 島原半島ジオパーク - 2009年8月に世界ジオパークネットワークに加盟 アポイ岳ジオパーク - 2015年9月に世界ジオパークネットワークに加盟 南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク 山陰海岸ジオパーク - 2010年10月に世界ジオパークネットワークに加盟 室戸ジオパーク - 2011年9月に世界ジオパークネットワークに加盟 2009年10月加盟(4地域)恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク 隠岐ジオパーク - 2013年9月に世界ジオパークネットワークに加盟 阿蘇ジオパーク - 2014年9月に世界ジオパークネットワークに加盟 天草御所浦ジオパーク - 2014年10月に天草ジオパークに合併 2010年9月加盟(3地域)白滝ジオパーク 伊豆大島ジオパーク 霧島ジオパーク 2011年9月加盟(6地域)男鹿半島・大潟ジオパーク 磐梯山ジオパーク 茨城県北ジオパーク - 2017年12月22日に認定取消し 下仁田ジオパーク ジオパーク秩父 白山手取川ジオパーク 2012年9月加盟(5地域)八峰白神ジオパーク ゆざわジオパーク 銚子ジオパーク 箱根ジオパーク 伊豆半島ジオパーク - 2018年4月に世界ジオパークネットワークに加盟 2013年9月加盟(7地域)三笠ジオパーク 三陸ジオパーク 佐渡ジオパーク 四国西予ジオパーク おおいた姫島ジオパーク おおいた豊後大野ジオパーク 桜島・錦江湾ジオパーク 2013年12月加盟(1地域)とかち鹿追ジオパーク 2014年(平成26年)8月28日加盟(3地域)立山黒部ジオパーク 南紀熊野ジオパーク 天草ジオパーク - 2014年10月に天草御所浦ジオパークが合併、2020年3月に日本ジオパークネットワーク退会 2014年12月加盟(1地域)苗場山麓ジオパーク 2015年8月加盟(3地域)Mine秋吉台ジオパーク 三島村・鬼界カルデラジオパーク 栗駒山麓ジオパーク 2016年9月加盟(4地域)下北ジオパーク 筑波山地域ジオパーク 浅間山北麓ジオパーク 鳥海山・飛島ジオパーク 2017年12月加盟(1地域)島根半島・宍道湖中海ジオパーク 2018年9月加盟 (1地域) 萩ジオパーク 2021年9月加盟 (1地域) 土佐清水ジオパーク 2022年1月加盟 (1地域) 十勝岳ジオパーク 五島列島(下五島エリア)ジオパーク
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