霧島ジオパークとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 霧島ジオパークの意味・解説 

霧島ジオパーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 01:09 UTC 版)

霧島ジオパーク(きりしまジオパーク)は、鹿児島県霧島市曽於市湧水町)と宮崎県都城市小林市えびの市高原町)にまたがる霧島山周辺地域のジオパークである。2010年9月に日本ジオパークネットワークへの加盟が認定された。

概要

霧島山は、加久藤カルデラの南縁の20 km×10 kmの楕円形の範囲に、20あまりの火山と火口湖が集まっている[1]。 これら火山や火口湖の形態、そして植生が多様であり、また歴史・神話も豊かな地域である[1]

マスコットキャラクターは「キリッチ」で、PR資料で積極的に使われているものの着ぐるみ製作されていない。これは、ジオパークの独自マスコットとしては珍しい例である[注 1]

沿革

  • 2010年9月14日 - 日本ジオパーク委員会における日本ジオパーク認定の最終審議において霧島がジオパークとして認められる[2]
  • 2014年12月22日 - 日本ジオパークとして再認定される[3][注 2]
  • 2019年1月28日 - 日本ジオパーク委員会において、霧島ジオパークが再認定される[4]
  • 2022年9月28日 - 霧島ジオパークのエリアが拡大が認められ、従来の822 km2から2751 km2になった[5]。これに伴いジオサイト数は124か所増加し、168か所となった[5]

主なジオサイト

同ジオパークのジオサイトは168か所ある[5]。日本ジオパークネットワークのウェブサイトでは、下記が「主な見どころ・おすすめジオサイト」とされている[1]

上記のほかに、金御岳[6]や東霧島神社[7]、月山日和城址[7]などがある。

脚注

注釈

  1. ^ 霧島ジオパーク関連イベントの場合、大抵は立地自治体関連におけるマスコットの着ぐるみ(都城市…ぼんちくん、小林市…こすモー、えびの市…みなほ、高原町…たかぼー・はるちゃん、霧島市…アヒル隊長、曽於市…そお星人、湧水町…ゆうたん)が着ぐるみが無いキリッチの役割を担っている。
  2. ^ ジオパークでは4年ごとの再認定審査が義務付けられている。

出典

  1. ^ a b c 日本ジオパークネットワーク. “宮崎県、鹿児島県 霧島ジオパーク”. 2017年2月19日閲覧。
  2. ^ GSJ Newsletter No.73 2010/10 (PDF)
  3. ^ 霧島ジオパーク再認定 日本委員会、諸課題取り組み確認”. Miyanichi e-press. 宮崎日日新聞社 (2014年12月23日). 2017年2月19日閲覧。
  4. ^ 日本ジオパークネットワーク”. 日本ジオパークネットワーク. 2019年2月14日閲覧。
  5. ^ a b c 霧島ジオパーク、7市町の全エリアに拡大 日本委員会が認定。”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2022年9月29日). 2023年8月25日閲覧。
  6. ^ 雲に浮かぶ山々が絶景 雲海見られる「金御岳」が霧島ジオパークに仲間入り デートスポットとしても注目 都城”. 373news.com. 南日本新聞 (2023年1月10日). 2023年8月20日閲覧。
  7. ^ a b 宮崎・鹿児島両県 「霧島ジオパーク」のエリアが3倍余に拡大”. NHK NEWS WEB. 日本放送協会 (2022年10月13日). 2023-18-25閲覧。 エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。

参考文献

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「霧島ジオパーク」の関連用語

霧島ジオパークのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



霧島ジオパークのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの霧島ジオパーク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS