日本シリーズ男とは? わかりやすく解説

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日本シリーズ男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 13:13 UTC 版)

足立光宏」の記事における「日本シリーズ男」の解説

日本シリーズ強くON砲のいるV9巨人対し好成績挙げた数少ない投手である。日本シリーズ通算9勝(5敗)は歴代3位タイそのうち巨人戦で8勝4敗の好成績残している。巨人V9時代阪急の対巨人成績は8勝20敗だが、阪急挙げた8勝のうち5勝が足立よるものである。 1976年の日本シリーズでは、阪急が3連勝の後3連敗。そして11月2日の第7戦に当時36歳足立登板した巨人チャンスになれば5万人のジャイアンツコールが起こる雰囲気の中、足立は「騒げ、もっと騒げ…」とつぶやいて完投勝利を挙げ阪急2年連続日本一打倒巨人貢献した足立はこのシリーズ振り返り、「緊張感がなかったわけじゃないけど、我を忘れるということはなかった。向こう巨人)も興奮しているので、こっちは冷静なほうが扱いやすかった」、「ONは2人いると怖いが、1人だけ(王貞治)なら全部かせればいいんだから怖くない勝負しなきゃならない場面でホームランさえ打たれなければいいという気持ち五分の力で投げればいい。他の打者勝負したほうが楽に決まってる」と語っている。実際足立は第2戦、第4戦では王に本塁打許しているが、大一番となった第7戦では王に2四球出したものの要所締めて完投勝利した。 また膝を故障した1978年シーズン4勝6敗という成績だったが、シーズン終盤から日本シリーズ照準合わせ調整ヤクルトとの同年日本シリーズでは第3戦で鈴木康二朗投げ合い完封果たした。この時のインタビューで「日本シリーズ西宮(5戦目)で終わりますよ」と発言した1977年の日本シリーズ第2戦(対巨人)と2試合連続完封はシリーズタイ記録で、この2完封挟んで25イニング連続失点記録している。また、阪急投手日本シリーズ完封記録しているのは足立のみである。しかし同年シリーズの第7戦では大杉勝男疑惑の本塁打打たれた。それがきっかけ日本シリーズ史に残る1時間19分にわたる中断事件起きるが、足立同事件が原因で肩を冷やしてしまうとともに故障していた膝に溜まり足立膝の水抜きながらシリーズ戦っていた)、再開同時に降板余儀なくされている。これが足立にとっての日本シリーズ最後登板となった

※この「日本シリーズ男」の解説は、「足立光宏」の解説の一部です。
「日本シリーズ男」を含む「足立光宏」の記事については、「足立光宏」の概要を参照ください。

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