やまぶし

デジタル大辞泉

やま‐ぶし【山伏／山^×臥】

読み方：やまぶし

１ 山野に住んで修行する僧。

２ 修験者(しゅげんじゃ)のこと。

３ 山野に野宿すること。また、その人。

「—も野伏もかくて心満つ今は舎人(とねり)のねやぞゆかしき」〈拾遺・雑下〉

隠語大辞典

やまぶし

1. 山伏。女陰の隠語。「山伏をいぢらせとくこ握らせる」「山伏はとくこをのんでへどをつき」「大山伏を夢に見て弓削召され」「逆のみね入り山伏が上になり」「山伏へ夜な夜な見舞ふ大天狗」「くろうとの山伏ひたひぬいてゐる」「乳母ひる寝山伏法螺の貝を出し、「水鏡山伏に見せ田植なり」「男体へ山伏のぼる逆のみね」「七日の客に山伏もひのころも」。
2. 「山伏」。女竅をいふ。

山伏

読み方：やまぶし

1. 〔隠〕神社、仏閣の備品、賽銭供物等を窃取する賊。
2. 神社、仏閣の備品。或は寨銭、供物等を窃取する者のこと。
3. 〔犯〕神社仏閣の備品、賽銭、供物等を窃取する賊のことをいう。
4. 神社仏閣の備品。或いは賽銭、供物などを窃取すること

分類 犯罪者

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やまぶし

出典:『Wiktionary』 (2021/08/20 23:45 UTC 版)

名詞

やまぶし【山伏、山臥】

1. 修験者
2. 山野で起き伏しをして仏道の修行をする僧。
3. 山野で野宿をすること。その者。