修験十六道具
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 05:58 UTC 版)
山伏独特の修験十六道具は、それぞれ不二の世界、十界、不動明王、母胎などを象徴する。これらを身にまとい行を修めることにより、修験者はその力を身につけることができるのである。 1.頭襟 - 2.鈴懸(篠懸) - 3.結袈裟(不動袈裟) - 4.最多角念珠 - 5.法螺 - 6.斑蓋(檜笠) - 7.錫杖(菩薩錫杖) - 8.笈(箱笈) - 9.肩箱 - 10.金剛杖 - 11.引敷 - 12.脚半 - 13.八目の草鞋 - 14.檜扇 - 15.柴打 - 16.走縄(螺緒) - 17.簠簋扇 - (カンマン着) 上がその一覧であるが、1.から12.を山伏十二道具、1.から16.までを山伏十六道具という。胸に付けられたぼんぼりは「結袈裟の梵天」という。
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