しし垣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 09:00 UTC 版)
しし垣(ししがき)とは、害獣の進入を防ぐ目的で山と農地との間に築かれた垣根や石垣、土塁のこと。漢字では「猪垣」「鹿垣」「猪鹿垣」などと表記する。北関東から沖縄県に多く見られ、沖縄ではサンゴを材料とした。害獣のうちイノシシ(猪)は積雪地を苦手とするため、東北地方や北陸地方、山陰地方には少ない[1]。北海道のものは知られていない。
- ^ a b c d 高橋春成:先人の獣害封じ「シシ垣」◇往事の格闘に思いはせ遺構を調査、保存・活用◇『日本経済新聞』朝刊2018年9月26日(文化面)2019年9月19日閲覧
- ^ “和歌山・熊野 獣防ぐ「猪垣」見応え(もっと関西)”. 日本経済新聞. (2017年11月30日) 2019年9月19日閲覧。
- 1 しし垣とは
- 2 しし垣の概要
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