集落の石積み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 05:47 UTC 版)
五知の集落は自然石を積んで塀や石垣とした独特の住宅地を形成している。また田んぼの周囲は石で築かれたしし垣で取り囲まれ、特徴的な風景を作っている。この石積みは職人が積んだものだけでなく、特に専門の技術を持たない地元住民が自らの山や畑から何日もかけて運び出して積んだものもあり、少なくとも1935年(昭和10年)頃には上五知で石積みを作っていたという目撃証言がある。 2018年(平成30年)現在は特に文化財指定を受けていないが、志摩市当局は石積みの残る五知の景観を保全し、交流に活用する方針である。
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