ふるいとは?

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ふるい〔ふるひ〕【震い】

恐怖寒さなどで、からだがふるえること。ふるえ。

「—を帯び怖々した声で」〈啄木病院の窓

瘧(おこり)などによる発作的痙攣(けいれん)。


ふる・い【古い/故い/旧い】

[形][文]ふる・し[ク]

その状態になってから長い年月経過している。

㋐そうなってから久しい。ずっと以前から現在にまで続いている。「—・い制度」「—・いレコード」「—・くからの顔ぶれ」⇔新しい。

㋑昔の出来事である。「—・い話を持ち出す」⇔新しい。

時代遅れである。古風である。また、珍しくない。「感覚が—・い」「その手はもう—・い」⇔新しい。

食べ物などが、新鮮でない。「—・いりんご」⇔新しい。

[派生] ふるさ[名]


ふるい〔ふるひ〕【×篩】

円形方形の下に、網を張った道具粒状のものを入れて振って網目を通る細かいものより分ける


ふる‐い〔‐ゐ〕【古井】

古く荒れ果て井戸古井戸

城あとや—の清水先(まづ)問はん」〈笈日記


ふ‐るい【不類】

〔名〕

① (形動よくないこと。不善であること。また、そのさま。

両足院毛詩抄(1535頃)八「四国の礼を破たは我物ぢゃほどに不類なやうなれども天子定め礼義ぢゃほどにちゃうどあうたぞ」

② 他に類例がないこと。

随筆独寝1724頃)上「昔より友のわかれもふるいふでうの事なれども


ふる・い【古・旧・故】

〔形口〕 [文]ふる・し 〔形ク〕 昔のことであるさま、以前からあるさま、年月経ているさまをいう。

遠い昔のこと属するさま。現在にかかわらない前の時代のことであるさま。

万葉(8C後)六・一四八「立ちかはり古(ふるき)京となりぬれば道の芝草長く生ひにけり」

② 現在まで時間経ているさま。年老いているさま。時代がたっているさま。

大智度論天安二年点(858)六七「春の時に陳(フルキ)落ちて更に新き生す

③ 特に、長い年月経ていることに対すさまざまな評価加え用いる。

(イ) 年月重みが加わっている古雅趣がある年功を積んでいる。経験が深い。

源氏100114頃)梅枝錦・綾なども猶ふるき物こそなつかしう、こまやかにはありけれとて」

(ロ) さびれている。古くさくなっている。

万葉(8C後)一七・三九二〇「鶉鳴く布流之(フルシ)と人は思へれど花橘の匂(にほ)ふこの屋戸

(ハ) 長い間使いならしてふるびている。

蜻蛉(974頃)上「相撲のころ、ふるき新しきと、一領づつひきつつみて」

(ニ) 時代遅れである。陳腐だ。

浮世草子好色一代男(1682)七「ふるき事ながら、此手たて、一度つつはくふ事也」

〔名〕


ふる‐い ‥ゐ 【古井】

〔名〕 古くなってほとんど利用されなくなった荒れはてた井戸古井戸

木工権頭為忠百首(1136頃)恋「我が恋は古井におろすつるべ緒の絶えぬと見えてくるぞ久しき藤原為盛〉」


ふるい ふるひ 【篩】

〔名〕 (動詞「ふるう(篩)」の連用形名詞化) 浅いわくの底に絹布金網を張った道具で、粒状粉末状のものを入れて揺り動かし、網の目を通る細かいものを下に振り落とし選り分けるためのもの。古くは馬の尾を用いたこともあり、目の粗いものでは竹や籐(とう)、つるなどを格子状に編んで用いる。

篩〈成形図説〉の画像

延喜式(927)一「絹二丈二尺〈篩料〉、絲四両〈縫篩等料〉」

幼学読本(1887)〈西邨貞〉五「乾き上がりたるとを竹のふるひにてふるひ切る」


ふ‐るい【負累】

〔名〕 金銭物品借り、その返済義務を負うこと。負債また、その記録証文類。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

庭訓往来(1394‐1428頃)「負累証文等、謀実糺明之


ふるい ふるひ 【震】

〔名〕 (動詞「ふるう(震)」の連用形名詞化

① =ふるえ(震)

仮名草子竹斎(1621‐23)下「起の渡り越えければ、濡れ渡りたる萩原の、ふるひの立や一の宮」

病院の窓(1908)〈石川啄木〉「顫ひを帯び怖々(おづおづ)した声で」

② 瘧(おこり)や胃痙攣(いけいれん)などのために発作的に起こる震え痙攣

浮世草子日本永代蔵(1688)五「首引ぬいても今取といはれしを聞れましてから亭主は震(フルヒ)つかれまして」


篩い、揮い、奮い、振るい、震い

読み方:ふるい

ワ行五段活用動詞篩う」「揮う」「奮う」「振るう」「震う」の連用形である「篩い」「揮い」「奮い」「振るい」「震い」、あるいは連用形名詞化したもの

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ふるい

用土の粒をふるい分け選別するための道具。ふるいの目は、JIS日本工業規格)により10種類大きさがあるが、園芸用には1.0 1.5 3.0 4.5 6.0mmも5種類用意しておけば、たいていの場合間に合う。

フルイ

読み方:ふるい

  1. 蒟蒻ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・和歌山県

分類 和歌山県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

古居

読み方
古居ふるい

古井

読み方
古井ふるい

(ふるい から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 06:16 UTC 版)

(ふるい、: sieve)とは、紛粒状の固体混合物から、その粒径やその他の物理的性質によって、特定の紛粒状固体を選別する機器の総称。一般には網状になっている。本来は粗い目のものを「通し」、細かい目のものを「ふるい」というが、混用されており厳密に区別することも困難とされる[1]香川県の方言では「けんど」といわれる[2]


  1. ^ a b 日本民具学会編 『日本民具辞典』 ぎょうせい、1997年、390頁。ISBN 4-324-03912-7 
  2. ^ 佐藤亮一監修 『日本方言辞典 : 標準語引き』 小学館、2004年、1139頁。ISBN 4-09-508211-9
  3. ^ a b c 小学校理科ハンドブック”. 大阪府教育センター. 2021年3月9日閲覧。


「篩」の続きの解説一覧

ふるい

出典:『Wiktionary』 (2021/06/21 08:37 UTC 版)

語源1

古典日本語「ふるし」 < 動詞「ふる」(古る) < 動詞「ふ」(経)

形容詞

ふるいい・い】

  1. 存在している時間長い。昔からそうである。
  2. 存在するようになってから時間がたった。できた時期が昔である。古び見える。
  3. 昔のもので今はない。適用されない。
  4. 時代遅れである。遅れた。
  5. (古、方言年老いている。
    • 古い人
活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用
ふる かろ かっ
けれ 口語
発音(?)
東京アクセント
ふ↗る↘い
京阪アクセント
ふ↘るい
関連語
翻訳

語源2

ふるう」(篩う)の連用形

名詞

ふるい

  1. 大小粒子入り混じったものを、あみなどを用いて網目より細かい粒子を下に落とすことにより、粒子より分ける道具
成句
翻訳

動詞

ふるい

  1. ふるう」の連用形







  • 画数:15
  • 音読み:ウンオン
  • 訓読み:ふるい

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