ふる・う〔ふるふ〕【振るう/▽揮う】
読み方:ふるう
[動ワ五(ハ四)]
1
㋐充実して勢いが盛んである。「国力が大いに—・う」「成績が—・わない」
㋑(「ふるった」「ふるっている」の形で)普通とずいぶん変わっている。当たり前でない。とっぴである。「言いぐさが—・っている」
2
㋐大きく、また、勢いよく振り動かす。「拳(こぶし)を—・う」「刀を—・って敵陣に攻め入る」
㋑思う存分に力を働かせる。十分に発揮する。「権力を—・う」「腕を—・った料理」「インフルエンザが猛威を—・う」
[可能] ふるえる
[下接句] 威(い)を振るう・腕を振るう・大鉈(おおなた)を振るう・舌を振るう・鉈(なた)を振るう・涙を振るう・尾大(びだい)掉(ふる)わず・筆を揮(ふる)う
「振るう」の例文・使い方・用例・文例
- 真の文明社会では他人に暴力を振るう人はいないだろう
- インフルエンザが各地で猛威を振るう
- あなたは何で暴力を振るうのですか?
- あなたが私に暴力を振るうことはありません。
- 彼は議会で延々と長広舌を振るうことで有名だ。
- ヨットは猛威を振るう嵐の中に翻弄された。
- …に対して権力を振るう[もつ].
- 外交的手腕を振るう.
- 筆を振るう.
- 知力を振るう.
- 彼が外交官としての手腕を振るう余地はほとんどない.
- 弁を振るう
- 毛布を振るう
- 風上で着物を振るうのはまっぴらだ
- 鳥が羽根を振るう
- 禍猛威を振るう
- 暴威を振るう
- 暴力を振るう、腕力を振るう
- 畢生の力を振るう
- 勇を振るう
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