師匠・弟子・同僚および関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 06:58 UTC 版)
「湯川秀樹」の記事における「師匠・弟子・同僚および関係者」の解説
ここでは国内での著名な人物を挙げる。 岡潔:多変数複素関数論の建設者で、圏論の基になる概念を示す。湯川や朝永は授業を聞き、非常に刺激的だったと述べる。難問は条件を付けず、一気に解かねば解けないと主張。 素粒子物理学 朝永振一郎:同期。互いに刺激を受け、研究面でも密接な関係があり、ライバル。業績は、超多時間論、繰り込みなど多岐にわたる。強い力(中間子)の現象論的な式を湯川に述べる。 小林稔:湯川秀樹博士の中間子論建設に協力する。湯川記念館、基礎物理学研究所の設立、英文論文誌 Progress of Theoretical Physics 創刊に尽力。 坂田昌一:2中間子論、無限発散を防ぐC中間子、坂田モデル(クォークの原型)、2ニュートリノ。 谷川安孝:2中間子論の原案を提唱。 武谷三男:3段階論で、方法論を活発に論じる。南部陽一郎が武谷方法論に影響され、データからモデルを創るという方法を取るようになるなど、多くの影響を与えた。 内山龍雄:ゲージ理論の先駆者の一人。 湯川の因果律の破れの重要性を主張する学者 宮沢弘成:超対称性を世界で最初に提起した。湯川の因果律の破れの問題を、今の物理は放棄し、現象論に走ったと主張する。 生物物理・宇宙物理 寺本英:生物物理、数理生物学の開拓者。 林忠四郎:宇宙物理学者、林フェーズの発見。 孫弟子には、現在活躍する数多くの理論物理・物性物理・宇宙物理・天文・数理生物学者が含まれている。
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