中間子論とは? わかりやすく解説

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中間子

(中間子論 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 06:31 UTC 版)

中間子(ちゅうかんし、: meson)とは、クォーク反クォークが、強い相互作用を媒介するグルーオンのはたらきによって結合した複合粒子の一種である。別称としてメゾンまたはメソンが、旧称としてメソトロンメゾトロンまたは湯川粒子がある。1935年頃に湯川秀樹によって、原子核を構成する中性子陽子を結びつける「核力」を媒介する粒子として提唱された。しかし、1970年代にクォークモデルが確立すると、中間子は素粒子では無く複合粒子である事がわかった。また、核力は基本相互作用ではなく、陽子や中性子を形成する強い相互作用からの残留力として理解されるようになった。




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