ディンギルとは? わかりやすく解説

ディンギル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 14:57 UTC 版)

ディンギル(楔形文字: 𒀭, ラテン翻字: DIĜIR[1], シュメール語発音: [tiŋiɾ])は、シュメール語を表す単語。楔形文字の𒀭は神名などに使用される限定符として広く使われており、その場合黙字である。慣例上、ラテン文字へ翻字する際には上付きで D とする。例えば女神イナンナは楔形文字では𒀭𒈹、ラテン翻字では DINANNA と書かれる。


  1. ^ アッシリア学の慣例上、楔形文字を表語文字として使用している際は大文字で、表音文字として使用している際は小文字で翻字される。シュメログラム英語版を参照。
  2. ^ Hayes, 2000
  3. ^ Edzard, 2003
  4. ^ Margaret Whitney Green, Eridu in Sumerian Literature, PhD dissertation, University of Chicago (1975), p. 224.


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ディンギル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 09:32 UTC 版)

宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の記事における「ディンギル」の解説

ルガール 声 - 石田太郎 大神官大総統神々の王に命令できるとされるルガール王家の長。 先祖地球脱出の際、弱い者を押しのけて生き延びたことに影響され極端な弱肉強食論理持ち主で、力や強さ正義信じて疑わない。「強い者こそが生き延びて未来を作ることができる」と信じている。元から高祖崇高大きく古来よりの伝統思想維持する力も大きい。一方で次男ディンギルの少年誤って射殺してしまった時の戸惑い表情には、地球人同様に持ち合わせている親としての感情さりげなく表現されている。また、長男ルガール・ド・ザールヤマトとの雪辱戦敗北した時には容赦なく見捨てて殺害しているが、命令を下す直前複雑なとしての感情表されている。後年では祖先築いた価値観から抜け出せず、その祖先たちの罪を一身背負った悲しい存在評されている。 ディンギル星消滅を受け、都市衛星ウルク機動艦隊率いて父祖の地・地球移住先として狙い水惑星アクエリアスによって水没させることで、地球人類を絶滅追い込もう目論むウルクでの総力戦では騎兵軍団を自ら率いヤマトへの突撃敢行する一面見せている。この戦いによってウルク失ったが、アクエリアス地球直近までワープさせることには成功し自身円盤プレ・ノアで岩石ロケット艦隊率いて脱出すると、ヤマト艦隊包囲して撃沈目指すが、間一髪のところで救援駆けつけデスラー率いガルマン・ガミラス艦隊によって艦隊殲滅され、ルガール自身デスラー放ったデスラー砲によってプレ・ノアの中で断末魔の叫び上げながら戦死したアーケードゲーム版『宇宙戦艦ヤマト』1985年TAITO)ではヤマト波動砲攻撃により死亡する名前の由来明言されていないが、ディンギルの命名ベースとなっているシュメール文明には、王を指す称号として「ルガル」が存在するシュメール#王権参照)。 ルガール・ド・ザール 声 - 津嘉山正種 ルガール長男で、太陽系制圧艦隊司令官消滅していくディンギル星から脱出した後、地球へ向かうヤマト(この時点ではディンギルからの認識国籍不明艦)を発見し、「我ら前に立つ者は全て敵」というディンギルの弱肉強食思想もとづいてハイパー放射ミサイル攻撃し戦闘不能にさせて付近惑星墜落させる。 ルガール太陽系制圧艦隊司令官任命され奇襲攻撃地球艦隊全滅追い込む際には、無防備な避難船を無警告撃沈したり、攻撃にわざと間を空けて地球側負傷者救助取りかかったところを改めて襲うなど、地球側良識利用した戦法用いている。冥王星会戦でもヤマトに対して有利に戦うが、勝利を目前にして波動カートリッジ弾による長距離砲撃により艦隊失い、自艦のみ辛くも退却する名誉挽回のために再び艦隊率いてヤマト追いつめるが、波動砲によって艦隊再度全滅させられ戦線離脱するウルク逃げ帰ろうとしたところを父に見捨てられウルクから発射されニュートリノビーム防禦幕激突して断末魔の悲鳴を上げながら死亡した初期設定では「ルガールII世」(劇中クレジットでもそのように表記されていた)や「ルガールJr.」という名前だった。 ディンギルの少年 声 - 伊倉一恵 ルガール次男で、ド・ザールの弟。本名不明で、各種資料では「ディンギルの少年」、劇中では「坊や」と呼ばれていた。 ガルマン・ガミラス本星付近からの無差別ワープでディンギル星付近へ出現したヤマトにより、大規模な洪水から救出され唯一のディンギル人地球へ連れて行かれた後、アクエリアスワープ阻止するために出航したヤマト密航する艦内では佐渡食料つまみ食いしたり、懐いていた。冥王星宙域では進んでヤマトの盾となって沈む地球駆逐艦見てディンギル人教えには無かった自己犠牲精神を知る。ウルク神殿内で古代をコントロールシステムまで案内するが、ルガール古代が銃を向けて対峙した際に古代ルガール銃撃から庇い、「地球では、褒められることしたんだろ?僕。」と言い古代認められ安堵しながら息を引き取るルガール幕僚A、B 声 - 納谷六朗 (A)戸谷公次 (B) 常にルガールの脇に付き従っている。Aは登場頻度比較多く劇中ではロボットホースの待機所へ向かう直前までルガール付き従っていることが確認できるが、その後の動向不明ルガール・ド・ザール参謀長 声 - 島香裕龍田直樹ラジオドラマ版本編では登場シーンはほとんど無い。ラジオドラマ版ではヤマト見てアンティークな艦ではありませんか」と評している。 水雷艇パイロット 声 - 緒方賢一 水雷艇パイロット第一次避難船団救援駆け付けた地球防衛軍艦隊へ「発射」の号令と共に内のレバーを引き、ハイパー放射ミサイル発射する

※この「ディンギル」の解説は、「宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の解説の一部です。
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