ガルマン・ガミラスとは? わかりやすく解説

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ガルマン・ガミラス(TVアニメ 第3作)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 09:32 UTC 版)

宇宙戦艦ヤマトシリーズの登場人物一覧」の記事における「ガルマン・ガミラス(TVアニメ 第3作)」の解説

デスラー 声 - 伊武雅之 第4話から登場ガルマン・ガミラス帝国総統タラン 声 - 矢田耕司 第16話から登場デスラー副官ガイデル 声 - 柴田秀勝 第2話から第15話登場東部方面軍総司令。旧ガミラス帝国軍出身ではなくデスラーボラー連邦から解放したガルマン星出身ガミラスやガルマン・ガミラスの将官はほとんどが「将軍」と呼称されている中、ガイデルのみが「提督」と呼称されている。全シリーズヤマト完勝した数少ない人物の1人ボラー属国バース星艦隊撃破するなど、ガルマン・ガミラスの支配拡大辣腕振るっていた。しかし、直属ダゴン艦隊バース星艦隊交戦する中、デスラーから進出控えるように命令されていた銀河系オリオン腕辺境太陽系巻き込み戦線拡大してしまう。デスラーヤマト交戦していることを知らせなかったため、デスラー東部方面軍戦力増強許可していた。 次元潜航艇東部方面要塞駆使してヤマト捕獲成功するが、デスラーヤマトの名を伝えたことで太陽系ヤマトへの攻撃知られ彼の怒りを買うガルマン・ガミラス本星ヤマト案内することをデスラーから指令されその後登場しない準備稿では「ドーナッツ提督」という名前であったまた、当初予定していた全52話構成では、惑星ラース本編での惑星ファンタム)の一件によりヤマトゴア帝国本編でのガルマン・ガミラス帝国)が対立して以降ルダ王女をめぐる抗争の中でデスラーからの正式な派遣軍としてヤマト再戦することになっていた。 ダゴン 声 - 寺田誠 第1話から第11話登場東部方面軍18機甲師団艦隊通称ダゴン艦隊」)司令官。『III』における地球滅亡危機招いた張本人ガイデルの下で、オリオン腕方面帝国勢力圏広げていた。目的のためなら手段を選ばない野心家であり、中立侵犯することも味方犠牲にして自分だけ逃げることも躊躇しない冷酷かつ無責任な性格である。 物語冒頭太陽系近く艦隊率いてバース艦隊交戦し惑星破壊プロトンミサイル使用して勝利するが、目標をそれた1発を放置したため、その流れ弾太陽系侵入して太陽突入し核融合異常増進もたらした結果地球人類を滅亡まであと1年太陽系消滅まで3年)に追い込む事態となる。 バース星主力艦隊と交戦し敗走したバース艦隊旗艦ラジェンドラ号を追撃して海王星付近地球連邦領空内で戦闘開始する抗議するヤマトへも攻撃始めて交戦した結果ラジェンドラ号の撃沈には成功するも、ヤマト猛反撃により形勢不利となり、艦隊大部分足止めとして犠牲にさせ、自艦と護衛3隻のみでワープして撤退するバーナード星第1惑星前進基地逃げたダゴンは、ミサイル攻撃によってヤマトバーナード星おびき出し新反射衛星砲によってヤマト追い詰めるが、波動砲によって基地破壊されてしまい、間一髪の所で脱出して東部方面軍司令部逃げ戻る。 その後ガイデルから最後のチャンスとして第17空母艦隊与えられダゴン白鳥座布陣しおびき出しヤマト白鳥座星域赤色イオン流に引きずり込み、さらにヤマトがそこから脱出した後はデスラー戦法駆使して翻弄する最終的に直接艦隊率いてヤマト前に現れるが、ここでダゴンヤマト捕獲しデスラーへの土産にしようと欲を出して降伏猶予時間与えたため、その間戦闘準備終えたヤマト猛反撃によって空母全滅追い込まれる最後の策としてヤマト牽引ビームによって捉え白鳥座ブラックホール落とし込もうとするが、ヤマト波動砲ブラックホール引きずり込まれる小惑星破壊してその衝撃波脱出したため、逆にダゴン乗艦ごとブラックホール飲み込まれるという最期迎える。 なお、準備稿では「グドン将軍」という名前であったダゴン演じた寺田(現・麦人)は、本キャラ初めアニメ仕事でのファンレターもらったという。 フラーケン 声 - 大木民夫1415話に登場次元潜航艇指揮官階級大佐ガイデル命令ヤマト攻撃し拿捕成功するフラウスキー 声 - 木原正二郎17、18話に登場技術少佐セミロングの髪で、口髭頬髯経て髪とつながった顎鬚生やした容貌をしており、左眼片眼鏡をかけている。キーリング同じくデスラー勲章思われる戦功章を首元に付けていること、太陽異常を知ったデスラーから真っ先に名を挙げられたこと、そしてデスラー古代とともに太陽制御中継を見ながら期待言葉告げていることから、階級高くはないもののデスラー信頼されていたことがうかがえるデスラー命令受けて5隻の工作母艦率い真田志郎協力して太陽制御試みる。それは、まず磁気シールド太陽覆った後、アステロイドベルト岩塊装着したロケット太陽制御プロトンミサイル太陽撃ち込み冷却させるという計画であった作業太陽制御プロトンミサイル側をフラウスキーが、岩塊ロケット側を真田指揮することで順調に進められ一度温度が下がり始めて成功したかに思われたが、フラウスキー安堵表情浮かべた直後に再び温度上昇し始め磁気シールド破られるほど膨張し始めてしまう。全工作母艦は安全宙域までの退避始めるが、制御失敗終わったことを悟ったフラウスキー責任感じ部下工作母艦から退艦させると、単身で艦を太陽へ向ける。不可抗力でありフラウスキー責任ではないと説得する真田対しフラウスキーは「私も美しく甦った地球をこの目で見たかった」と言い残すと、艦とともに太陽突入して自決する。一部始終見ていたデスラーは、責任果たしたフラウスキー賞賛の言葉残している。 ヘルマイヤー 声 - 池田勝2122話に登場地質学者軍人階級少佐。 幻が見えるというヤマトからの連絡受けたデスラー命令で、調査船乗艦して惑星ファンタム環境地質学的性質調査おもむくファンタムが、人それぞれの記憶習慣によって異なる幻が見える星である点には同意しつつも、ファンタムがスーパー・サイコエネルギーによって幻を見せコスモ生命体であるという推論には物的証拠何一つ存在しないこともあり、地質学者としてプライドから「科学者として他人見解鵜呑みできない」と探査ドリルを「地中」へ撃ち込む。すると、「痛み」に反応したファンタム地表面動き出したため、図らずも調査船ファンタムコスモ生命体説を立証することになる。調査船ファンタムからかろうじて脱出しデスラーファンタム正体報告した後、顔に泥を塗られたと思った彼によって派遣されグスタフ艦隊がファンタム破壊する様子見届けるその後ガルマン・ガミラス本星帰還時にはファンタム破壊直前ルダ王女らしき人物ヤマト乗り込むのを見たデスラー報告する。 『ヤマト2』や『新たなる旅立ち』に登場したマイセル・ノムドラム将軍デザインをほぼそのまま流用したキャラクターである。 グスタフ 声 - 蟹江栄司 第21話から第23話登場北部方面艦隊司令官右側の額と右頬に縦の切り傷残っていることが示すように、根っから武人である。 デスラーから惑星ファンタム破壊の命を受けて出撃し、古代要請振り切ってファンタム惑星破壊プロトンミサイルで「処刑」する。ヤマト武勇伝知っていた節があり、ファンタムの件をきっかけとしてヤマトへの闘争心を燃やす。ルダ王女引き渡し口実としてヤマト戦い挑もうとするが、ボラー連邦行動知ったデスラーの緊急通信制止され、主力艦到着までハーキンス率いボラー連邦前衛艦隊からヤマト死守するよう、命じられるグスタフデスラーの命を守るため、数において圧倒的なボラー艦隊正面にあえて立ちはだかりヤマト死守ようとするが、劣勢は覆せず、ついに全艦での特攻敢行する。自艦もハーキンス艦へ特攻し、搭載していた惑星破壊プロトンミサイル爆発巻き込んでボラー艦隊全滅させ、ヤマト文字通り死守する。なお、特攻直前にはヤマトに「一度正面から戦ってたかった」と通信送っている。 『ヤマト2』や『新たなる旅立ち』に登場したバレルド・アクション将軍デザインをほぼそのまま流用したキャラクターである。 キーリング 声 - 宮村義人 第4話から登場参謀総長。主にデスラー軍事上の最高顧問としてガルマン・ガミラス帝国軍全体作戦の立案担当しデスラー覇業を影から支えているスキンヘッド能吏である。 ガルマン星出身将官中では最高位地位にあるが、物静か尊大な態度が無い。襟の勲章から、タランとは別の意味デスラーからも全幅の信頼寄せられていることがうかがえるまた、ハイゲル反乱計画未然察知するなど、帝国内部不穏分子取り締まる役目担っているルダ引き渡しヤマト要求するようグスタフ命じた際、拒否され場合攻撃許可する旨の言質を与えるミス犯しているが、後にデスラーがこの事実知らずに「ヤマト守れ」と相反する命令出したため、ことなき得ている。 初期設定での肩書元帥当初シリーズ構成案では、シャルバート星へ襲来するのはデスラーではなくキーリングであり、武力放棄したシャルバートを見逃すというのも彼の判断だった(デスラーその後地球への帰還途中襲来する)。 モチーフナチス・ドイツ時代ドイツ軍国家元帥ヘルマン・ゲーリング」。 ヒステンバーガー 声 - 寺島幹夫 第4話から登場西部方面軍総司令順調に成果上げていたガイデル率い東部方面軍とは対照的に西部方面軍師団3分の1失い支配領域拡大62パーセントから遅々として進まなかった。ガミラス帝国時代デスラーなら、ヒステンバーガーに無能烙印押して更迭場合によってはその場での銃殺すらありえるほどの失敗であったが、デスラー一度死刑宣告をして脅した後、「あと2回失敗した死刑」と再起機会与えている。この処遇感激したヒステンバーガーは、自ら陣頭指揮立って戦線立て直し成功し支配領域80パーセント以上まで躍進させる成果上げデスラー期待応える。 襟の階級章ガイデルと同じ3本線。しかし劇中では作画乱れから、挙手時の襟の階級章不鮮明であるうえ、アップになると階級章外されている。漫画版では3本となっている。 まともな出番第4話のみで、そのほかわずかに名前と声が出るだけだが、当初シリーズ構成案ではルダ王女確保のためにヤマト接触するのはグスタフではなくヒステンバーガーであり、ヤマト捕虜となったのち自殺する展開だった。 クロッテルン 南部方面軍総司令第12話で名前と声だけで登場ハイゲル 声 - 兼本新吾 第13話登場禿頭口髭顎鬚蓄えた初老人物原案での名前は「ボルチン」。 シャルバート信者であり反乱計画企てていたが、キーリング感知されるデスラー御前会議上で告発される直前に席を立ち、窓辺向かってシャルバート信仰証をかざして信仰告白したため、その直後デスラーによって射殺された。 ゲーレン 声 - 小関一 第11話登場東部方面軍17空母艦隊司令官ダゴン部下二連三段空母艦長頭髪の無い筋肉質体型軍人二連三段空母装備され瞬間物質移送器によるデスラー戦法指揮し艦載機急襲させてヤマト苦しめる。しかし、ダゴンヤマト降伏猶予時間与えたため、その間戦闘準備完了したヤマトから艦底部へ煙突ミサイル貫通攻撃まともに食らい乗艦と共に爆死する新反射衛星砲司令 第9話登場新反射衛星砲基部にある司令室から、砲の発射状況確認する設定画では前面から全身描かれているが、実際登場では後ろ姿のみで、セリフもなかった。 中継センター司令 第9話登場新反射衛星砲標準・出力調整反射板搭載機護衛機ゼーアドラーIII指揮担当司令機長 声 - 緒方賢一 第11話登場。第17空母艦隊空母艦上機隊の司令機長ダゴン艦上機攻撃によるヤマト被害状況報告し反撃能力低下していることから、艦隊による撃滅要請するダゴン機長進言受け入れて艦上機帰還命令し艦隊出撃させるが、この行動が第17空母艦隊壊滅一因となる。 フラーケン副官 声 - 兼本新吾1415話に登場フラーケン部下で、小太り大きめホクロ特徴人物酒好きであり、ガイデル提督召喚された際は、真っ先に酒のことを考えてフラーケンたしなめられる。 スキルフラーケンに次ぐものを持つが彼ほど冷徹ではなく僚艦を囮に出した際には驚いている。

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