ガルマン・ガミラス帝国とは? わかりやすく解説

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ガルマン・ガミラス帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 03:18 UTC 版)

ガルマン・ガミラス帝国(ガルマン・ガミラスていこく)は、アニメ作品『宇宙戦艦ヤマトIII』『宇宙戦艦ヤマト 完結編』に登場する恒星間国家。『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』のリメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』に登場するガルマン星についても、本記事で記述する。

概要

ガミラス帝国の後継国家。単に「ガルマン帝国」と呼ばれる場合もある[注 1]。国家元首はデスラー総統。本星はガミラス星と同様に二重惑星(双子星)であり、もう一方の惑星をデスラーがイスカンダルスターシャから名を取って「スターシャ」と命名している。ガミラス帝国と同様にデスラーを総統として仰ぐ独裁政治体制であるが、劇中で「デスラーは総統に選ばれた」と述べられており、国民の信任を得たうえでの総統であることをうかがわせている。新帝都(首都)にある総統府は「デスラーパレス」。

本国の方針では、地球やシャルバート星のように自国に敵意が無いと確認した星に対しては中立を認め、軍事侵攻を停止したり、自国が引き起こした損害の収拾を図るなどの行為を行っており、ボラー連邦と比べると穏健な部分が強調されている。ただし、前線部隊は中立国への独断侵攻や暴走兵器の放置などの不始末を劇中で引き起こしている。

初期設定での名称は「ゴア帝国」であり[2]、描写にあたってはナチス・ドイツ的なイメージを持たされていた[3]

民族

住民はマゼランから移住してきたガミラス民族と、銀河中心部に元々暮らしていたガルマン民族の混成。

ガルマン民族はかつて外宇宙に進出するほどの国力を持っていたが、次第にその勢力も衰え、西暦2200年代にはボラー連邦の支配下に組み込まれ、奴隷のような扱いを受けていた。

ガミラス人は、外宇宙へ進出したガルマン民族の一支族の末裔である。ガルマン民族とガミラス民族の外観上の特徴に差異はない。

本星

銀河系中心部核恒星系内にある星。エメラルド色に輝く星で、表面に無数のクレーターが存在する。首都はクレーター内にあり、総統府たるデスラーパレスを中心として広がった都市構造となっている。なお、『ヤマトIII』第16話予告までと『完結編』では、都市全体が半球状のカバーのようなものに覆われていた[2][注 2]。なお、この都市には浮遊可能という設定があったが[4]、本編では披露されていない。

衛星軌道上には、迎撃のための戦闘衛星が無数に設置されている。

前述の通り、惑星スターシャと二重惑星の関係にあるが、当惑星の居住者の有無は不明。

本星のある宙域は、宇宙空間が緑色になっている[注 3]

当時の公式ヤマト・ファンクラブ会報誌の記述によれば[要追加記述]、この二連星はデスラーの命でガルマン・ガミラス建国にあたり新たな母星探しを命じられたヘルマイヤー少佐が発見したとのことである。

ガルマン・ガミラス帝国軍

本星のある銀河系中心部を基点に、銀河系の各方面に侵攻している。大きく分けて東西南北の4つの軍が存在している[注 4]

艦艇は直線的なシルエットで、ガミラス艦と同様緑色を基調としているのが特徴であり、丸みを帯びたシルエットが多く紫色の艦体色を基調とするボラー艦とは対照的である[5][注 5]。また、多くの艦艇が、白色彗星帝国の艦艇に装備されていた回転速射砲塔を主兵装としている。円盤形の艦橋を持つ艦も多い。

劇中での描写

建国
西暦2202年暗黒星団帝国との戦いでガミラス星とイスカンダルを失ったデスラー総統は、ガミラス帝国の再建を目指し、第2のガミラス星となる惑星を探す流浪の旅を続けていた。そして、銀河系核恒星系でボラー連邦の支配下にあったガルマン民族を解放し、独立戦争をガミラス残存勢力で展開する。銀河系核恒星系のガルマン民族を統一し、ガルマン・ガミラス帝国を建国した。
銀河系大戦(宇宙戦艦ヤマトIII)
23世紀初頭、銀河系各方面へ侵略を進め、ボラー連邦と銀河系を二分する星間連合帝国に成長。建国紀元1周年を迎える。
しかし、デスラー個人崇拝を基本とする独裁体制側とマザー=シャルバートを奉じる一部のガルマン人との間には深刻な対立が起こっており、弾圧されていたシャルバート信者が1周年記念祭に乗じて蜂起したため、新帝都デスラーパレスは戦場と化した。本星の防空体制もシャルバート信者の自爆テロにより機能不全になり、ボラー連邦のワープミサイルによる攻撃で危機状況に陥るが、ヤマトにより救われる。
地球とは東部方面軍の独断により当初敵対状態になるが、デスラーに事が露見したことで和解。同盟関係にこそないが、ある程度友好な関係を築き始める。その後、シャルバートを巡る争いで再び敵対しかけるが、シャルバートが高度な文明を捨て非戦の道へ進んだ事実を知ったデスラーが手を引いたため、直接戦闘は起こらなかった[注 6]
『ヤマトIII』最終話にてボラー連邦のベムラーゼ首相が太陽系での戦闘で戦死し、大戦も一つの転換点を迎えた。
赤色銀河の交差(宇宙戦艦ヤマト 完結編)
西暦2203年、異次元宇宙から現れた赤色銀河と銀河系の交差により、要部であった核恒星系に甚大な被害を受けたが、デスラーと一部の艦隊は辺境視察に出ていたため難を逃れ、ディンギル帝国の艦隊に囲まれるヤマトの救援に駆けつけ、首領であるルガール大神官大総統デスラー砲で滅する。
その後の状況は不明で、続編の『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』でも一切存在が語られていなかった[注 7]が、『復活篇』から10年後に連載が始まった小説『アクエリアス・アルゴリズム 宇宙戦艦ヤマト 復活篇 第0部』にてその後が描かれた。
マゼランエクソダス(アクエリアス・アルゴリズム[8][注 8]
銀河交差の影響による銀河系中心部の気象大変動が一向に収まらず、国力低下を招いたため、同様の苦境に立たされていたボラー連邦と休戦協定を結ぶ。そして西暦2205年に、勢力圏を銀河系からマゼラン星雲へ一時的に退避させる「マゼランエクソダス」という計画を実行し、大半の国民がマゼランへ移住する。しかし、銀河系の大部分を支配していた二大国の影響力が突然失われたため、銀河系に残留したガルマン系住民とボラー系住民の衝突やディンギル帝国残党のテロ活動など、各地で紛争が頻発することになる。
計画の実施にあたってガルマン・ガミラス政府は友好国である地球に旧ガルマン・ガミラス領の人々の安全保障を要請しており、地球がアマール国と国交を結ぶきっかけなどになった。
物語終盤では地球で行われた式典にガルマン・ガミラスの高官がボラーの高官とともに出席している。

主要人物

所有メカ

艦船

宇宙要塞

航空機・宇宙艇

兵器・関連技術

リメイクアニメ

宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』のリメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』において、ガルマン星として先行登場。この登場の背景としては、脚本・シリーズ構成の福井晴敏によると、旧シリーズでは『新たなる旅立ち』からわずか数年で大帝国を築いたという駆け足気味の設定であったため、本シリーズでは『新たなる旅立ち』の物語と同時進行で起こっている出来事であることを明示して現実味を持たせ、さらに複数の事象が絡まることによって次の展開へ繋がるようにし、ヤマトシリーズの物語を大河ドラマのような形で成立するようにしたいという狙いがあったとのことである[9]

本シリーズでは銀河系伴銀河であるいて座矮小楕円銀河に存在する星と設定されており、地球からの距離は約7万光年[10]。サレザー恒星系のガミラス星とイスカンダル星と同様に、双子星の片割れになっている。

ボラー連邦に資源惑星(人間も資源に含む)としておよそ半世紀支配されており、あらゆる文化・宗教を徹底的に破壊する圧制を敷かれ、ガルマン人の人口もわずか4900万人[注 9]にまで減ってしまっていた[11]

西暦2205年初頭にデスラー艦隊がこの星を発見し、密かにガルマン人指導者と接触したデスラーは、ボラー連邦による圧制の実態を把握すると民族独立を呼びかけた[11]。ガミラスがボラーにガルマン星の譲渡を打診し、政治的な交渉が決裂した場合は武力をもって解放することを画策すると共に、その際にはガミラス人がガルマンの盾となると宣言したため、ガルマン人指導者たちはデスラーに望みを賭けることになる[11]

そして第1話において、やはり交渉は決裂してデスラー艦隊がボラーの勢力を放逐し、ガルマン星はガミラスの保護下に置かれる。その後、ガミラス星からの移住計画が本格化するが、周辺宙域一帯は未だボラーの勢力下にあり、予断を許さない状況が続いている。

脚注

注釈

  1. ^ 劇中では、第16話Aパートまでは「ガルマン帝国」の呼称が用いられており、同話Bパートにおける建国エピソードのナレーションで「星の名を(ガルマンから)ガルマン・ガミラスと改め〜」と出て以降は「ガルマン・ガミラス帝国」と呼ばれるようになった。ただし、雑誌特集では初期から「ガルマン・ガミラス帝国」の名が出ているものもある[1]。なお、第7話のバーナード星基地は「ガミラス帝国前線基地」と字幕が出ている。
  2. ^ カバーのある都市のデザインは松本零士、細部や16話以降の都市前景のデザインは出渕裕が行っている[4]
  3. ^ 本作では、ガルマン・ガミラスの勢力圏の背景宇宙は緑色、ボラーの勢力圏の背景宇宙は赤紫色として区別して表現されている[2]
  4. ^ 第7話冒頭ナレーションでは「7つの大艦隊を全銀河系に派遣し〜」と述べられている。
  5. ^ スタッフインタビューによると、ボラー側のデザイン担当であるサブマリンが、差別化のためにボラーメカのデザインラインをガルマン・ガミラスメカと異なるものにしたとされる[6]
  6. ^ 『ヤマトIII』は1クール目でガルマン・ガミラス、2クール目でボラーと敵対する構成になっているが、当初の全52話の構成案ではシリーズを通してガルマン・ガミラス(この時点ではゴア帝国)が最も主要な敵となっており、中盤の和解は一時的なもので、シャルバートの王女ルダを巡って再度敵対し、何度も戦闘になる展開だった[7]。本編ではちょうどその部分が放送期間短縮により省略されたため、戦うことなく終わった。
  7. ^ 劇中では「かつて銀河中心部で戦乱が幾世代も続いていた」とのみ語られ、ガルマン・ガミラスとボラーの存在については触れられていない。なお、『復活篇』に限った話ではないが旧シリーズは前作までの内容が一部無視される傾向にあったため、「幾世代にわたる戦乱」にガルマン・ガミラスとボラーの戦争が含まれているかは不明(『ヤマトIII』の設定に則るなら、銀河系大戦以前はボラーが銀河系中心を一極支配していたため、戦乱は長くても20年足らずで何世代もとは言いがたい)。
  8. ^ 公式ファンクラブ会報誌『ヤマトマガジン』のVol.5〜Vol.9で『アクエリアス・アルゴリズム 宇宙戦艦ヤマト 復活篇 第0部』として連載され、後に『宇宙戦艦ヤマト 黎明篇 アクエリアス・アルゴリズム』として書籍化した。
  9. ^ 参考として現実の2020年前後の地球と比較すると、日本の人口(約1億2500万人)の約40パーセント、世界の人口(約77億人)の約0.6パーセント。関東地方の人口よりやや多い程度である。

出典

  1. ^ 『月刊 冒険王』80年11月号、秋田書店。『宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 36掲載画像より孫引き。
  2. ^ a b c 『宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス 保完ファイル』バンダイビジュアル、2001年5月、p. 29。
  3. ^ 『ロマンアルバムデラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』徳間書店、1981年6月、p. 112。雑誌 61577-57。
  4. ^ a b 『ロマンアルバムエクセレント54 宇宙戦艦ヤマトPERFECT MANUAL2』徳間書店、1983年1月、pp. 94, 106。雑誌 61577-71。
  5. ^ 『宇宙戦艦ヤマトIII DVDメモリアルボックス 保完ファイル』バンダイビジュアル、2001年5月、p. 28。
  6. ^ 『ロマンアルバムデラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』徳間書店、1981年6月、p. 115。雑誌 61577-57。
  7. ^ 『ロマンアルバムデラックス43 宇宙戦艦ヤマトIII』徳間書店、1981年6月、p. 109。雑誌 61577-57。
  8. ^ アクエリアス・アルゴリズム第1話【一部無料公開】 / 第1話 アクエリアス―氷球 2”. YAMATO CREW. 株式会社ヤマトクルー (2020年2月7日). 2020年2月29日閲覧。
  9. ^ 公式ファンクラブ会報誌『ヤマトマガジン Vol.12』ヤマトクルー、2021年8月、p. 020。
  10. ^ 『「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」劇場パンフレット』宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会(発行)、バンダイナムコアーツ(販売)、2021年10月、p. 04。
  11. ^ a b c 『「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-」劇場パンフレット』宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会(発行)、バンダイナムコアーツ(販売)、2021年10月、p. 05。

ガルマン・ガミラス帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:43 UTC 版)

宇宙戦艦ヤマトIII」の記事における「ガルマン・ガミラス帝国」の解説

デスラー ガルマン・ガミラス帝国総統。 『新たなる旅立ち』でヤマト別れた後、残存ガミラス艦隊を率いて銀河系中心部へと赴き、そこで発見したガルマン民族が住む二重惑星発見し新たな帝国建国する。 銀河系全土の平和を実現するため、各方面侵略の手伸ばしている。 タラン デスラー副官。旧ガミラス帝国時代からデスラー補佐している古参軍人ガイデル 東部方面軍総司令優れた手腕をもって攻略難し東部方面着々と勢力広げていた。オリオン腕辺境恒星系太陽系)には侵攻するなとデスラーから厳命されていたが、ダゴンヤマト交戦するようになったことによりヤマトを、ひいては地球をも攻略対象含めるようになるフラーケン率い次元潜航艇隊を駆使してヤマト拿捕することに成功しそのまま地球へ侵攻しようとするが、ヤマトとの交戦知ったデスラー激怒される。 ダゴン 東部方面軍18機甲師団司令地球の危機招いた張本人であり、ヤマト星間戦争巻き込まれる原因にもなった人物多大な戦果挙げる優秀な軍人だが、冷酷周囲への配慮一切せず、領空侵犯なども辞さない太陽系外縁でのラジェンドラ号を巡る一件からヤマト対立することになり、三度交戦の末に戦死する

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ガルマン・ガミラス帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:43 UTC 版)

宇宙戦艦ヤマトIII」の記事における「ガルマン・ガミラス帝国」の解説

惑星破壊プロトンミサイル 文字通り惑星破壊を可能とするミサイル命中した物体核融合誘発させ、崩壊へと導く。恒星撃ち込まれ場合核融合の異常増進が起こる。 新反射衛星砲 反射衛星砲後継兵器バーナード星第1惑星基地配備された。

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ガルマン・ガミラス帝国

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宇宙戦艦ヤマトIII」の記事における「ガルマン・ガミラス帝国」の解説

銀河系中心部恒星系建国され新興星間連合国家ボラー連邦激し戦争状態にある。

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ガルマン・ガミラス帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 19:14 UTC 版)

三段空母」の記事における「ガルマン・ガミラス帝国」の解説

『宇宙戦艦ヤマトIII』において、ガルマン・ガミラス世代新三空母が、板橋克己によってデザインされていた。設定のみで劇中には未登場。 旧ガミラス帝国時代三段空母発展改良型艦で、速力武装ともに以前の艦とは比較ならないほど強化されている。 この新三空母デザインは、二連三段空母左舷側の艦体を基本とし、甲板表面に2箇所ある切り欠きや、2基ある回転速射砲塔の設置位置などのディテールが同じである。後方にはガルマン・ガミラス戦闘空母のような小型艦橋を、右舷側へ寄って設置されている。 後部には、非解放式の収納口(着艦デッキ)が設置されており、艦上機収納口へ突入する形で着艦する。 二連三段空母とは異なり甲板中央引かれている白線には矢印がなく、甲板上の瞬間物質移送器もない、 なお、本艦のことを「多層空母」と呼称している資料見当たらない本艦設定作られいたものの、話の短縮などにより劇中には登場しなかった。「ダゴン艦隊配備されていた」と記載する書籍存在する。ただし、発展型である二連三段空母登場している。 また、バンダイのプラモデルシリーズ「宇宙戦艦ヤマト メカコレクション」において、モックアップ制作されていた[要出典]が、製品化はされなかった。

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ガルマン・ガミラス帝国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 03:46 UTC 版)

戦闘空母」の記事における「ガルマン・ガミラス帝国」の解説

『宇宙戦艦ヤマトIII』登場するデザイン担当板橋克己二連三段空母大型戦闘艦と並ぶガルマン・ガミラス最新鋭艦であり、ガミラス帝国戦闘空母直系後継艦大型化され、全長は522mを誇る。塗装ガルマン・ガミラス標準色の濃緑となっており、甲板灰色艦橋先端部がオレンジ艦首部は黒。ガミラス帝国時代の艦と区別するため模型などでは「ガルマン・ガミラス戦闘空母」とも呼ばれるアングルド・デッキがなく、艦載機出入り口付近甲板エレベータ2基が並列配置されエレベーター位置合わせてカタパルトレール状の黒い中心線が1本ずつ、計2本描かれている。また、ガミラス戦闘空母最大特徴だった飛行甲板反転機構は無い。 全体デザインについても、線が直線的になっており、艦後部にある翼が4から2枚減少し代わりに艦体横に細長い翼が1枚ずつ計2枚追加されている。艦後部配置されている推進ノズルも縦配置から横配置変更され艦底部の推進ノズルと両舷のエアインテーク状の構造物廃止されている。 兵装は、艦橋前部回転速射砲塔1基と3連装主砲2基、艦橋後部大型回転速射砲塔1基となっている。 劇中では第10話第11話登場ガルマン・ガミラス東部方面軍ヤマト撃滅のために、(ガルマン・ガミラス帝国の総統デスラーは、ヤマトとは知らずに)ガルマン・ガミラス本星から東部方面軍総司令ガイデルへ3隻供与され二連三段空母1隻、円盤型旗艦1隻の計5隻で第17空母艦隊編成ダゴン指揮下で白鳥座星域付近戦い投入される。しかし、攻撃シーン一切ないまま、ヤマト主砲で3隻とも轟沈する。 なお、第16話ガルマン・ガミラス本星での軍事パレード参加している戦闘空母がいるが、これは本艦ではなく本艦と同じ塗装デスラー戦闘空母である。

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