波動エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 06:41 UTC 版)
波動エンジン(はどうエンジン)は、アニメ「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」に登場する航宙艦艇用エンジンで、ワープを可能とする能力を持つ。
注釈
- ^ 機能停止は意図しない現象なのか、なんらかの安全装置の起動した結果なのかについては作中描写されたことはない。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2』第10話「危機突破!吠えろ波動砲」内でのアステロイドリングに用いた小惑星からのエネルギー吸収機能など。
- ^ PlayStation 2用ゲームソフト『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶』ではガミラスより後のスーパーチャージャーの基礎理論となる波動エンジン用の超長距離ワープ航行機関の設計図と理論体系が地球に向けて送信されている[ep 3]等より踏み込んだものとなっている。
- ^ 松本漫画版『宇宙戦艦ヤマト』では、ガミラス総統デスラー自身がデスラー艦の艦首砲を「波動砲」と明言している[ep 4]が、旧アニメではヤマトクルーが「敵の波動砲だ!」と呼称するに留まっている[ep 5]。
- ^ デザインを担当した小林誠によると、厳密には復元した旧来型の波動エンジンの前部に6連炉心を持つ新型エンジンが追加される形になっているという[5]。
- ^ 型式設定が初出した『宇宙戦艦ヤマト2199』第3話「木星圏脱出」Aパートでの徳川彦左衛門が読んでいたマニュアルには、「イ式」部分に「400」が追加された「ロ号艦本イ400式次元波動缶」と表記されている。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』第3話「木星圏脱出」のAパートに登場する波動エンジン説明図では「次元波動振幅反応炉機関」と表記されている。
出典
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト』第12話「絶体絶命!!オリオンの願い星、地獄星」
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト』第15話「必死の逃亡!!異次元のヤマト」
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト イスカンダルへの追憶』ステージ05「土星圏・蘇るもの」オープニングデモより。
- ^ 松本零士『宇宙戦艦ヤマト (1) イスカンダル遥か』(秋田書店〈秋田文庫〉、1994年、ISBN 978-4253170178)pp. 223, 233。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト』第26話「地球よ!!ヤマトは帰ってきた!!」Bパート。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2』第2話「彗星出現・ヤマトを改造せよ!」Aパートにおける真田志郎の説明より。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』第3話「木星圏脱出」Aパートの波動砲解説シーンに登場する波動エンジン説明図より。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199』第14話「魔女はささやく」Bパートの艦内ガイド音声より。本来フライホイールとはエネルギーを回転運動に変換して保存する装置である。
- ^ Car Watch 東海大、車載も見据えた波動エンジン(熱音響機関)を開発、2012年5月28日
- ^ “Amazon.co.jp: 初期 宇宙戦艦ヤマト 劇場版パンフレット 4種 1HGZATYP : ホビー”. www.amazon.co.jp. 2024年3月17日閲覧。
- ^ 『エンターテイメントバイブル9 スタジオぬえ メカニックデザインブック PART.2 宇宙戦艦編』(バンダイ、1990年、ISBN 978-4891894757)p. 178に再録。
- ^ 『ロマンアルバムデラックス36 ヤマトよ永遠に』(徳間書店、1980年)p. 83。
- ^ a b 小林誠カレンダー製作日誌 第二回 「波動エンジンのこと」YAMATO CREW、2011年9月30日。
- ^ a b バンダイのプラモデル「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199」(2012年7月28日)、「1/500 宇宙戦艦ヤマト2199」(2013年12月28日)、「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2199 コスモリバースver.」(2014年11月29日)、「1/1000 宇宙戦艦ヤマト2202」(2017年10月14日)の、各組立冊子の設定解説ページより。
- ^ a b 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛篇』劇場パンフレット(バンダイビジュアル、2017年10月14日)p. 12。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 第一章 遥かなる旅立ち』劇場パンフレット(松竹、2012年4月7日)p. 13。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘』劇場パンフレット(松竹、2012年6月30日)p. 16。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』(マッグガーデン、2013年8月15日、ISBN 978-4-8000-0192-4)p. 004。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 公式設定資料集 [EARTH]』(マッグガーデン、2013年8月15日、ISBN 978-4-8000-0192-4)pp. 010-011。
- ^ a b c 『宇宙戦艦ヤマト2199 第二章 太陽圏の死闘』劇場パンフレット(松竹、2012年6月30日)p. 17。
- ^ 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 嚆矢篇』劇場パンフレット(バンダイビジュアル、2017年2月25日)p. 12。
波動エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:44 UTC 版)
「ヤマト (宇宙戦艦ヤマト)」の記事における「波動エンジン」の解説
「波動エンジン」も参照 主機関は、イスカンダルより送られた設計図に基づき急遽製造された波動エンジンである。波動エンジンによって、ヤマトはワープ(空間跳躍)能力を備えることになり、地球の宇宙船にとって初の外宇宙における長距離の恒星間航行が可能になった。さらに、波動エンジンから生み出されるエネルギーによって、ヤマトは従来の地球製宇宙船とは一線を画した戦闘能力を得ている。 また、主機関のほかに補助エンジンを2基装備する。これら補助エンジンは副推進器であると同時に、波動エンジンの始動にも使用される。ヤマトは補助エンジンのみでも通常航行できるが、補助エンジンのみでのワープはできない。
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波動エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 19:32 UTC 版)
イスカンダルから伝えられた恒星間航行用エンジン。宇宙エネルギーを取り込み圧縮して、光よりも速いタキオン粒子に変換し、それを動力とする。
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