ガミラス帝国軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 14:02 UTC 版)
『ヤマト』第13話と第21話では、地球攻略戦線(銀河方面)以外にも「ルビー」「サファイヤ」「ダイヤ」「オメガ」の4つの戦線の存在が語られている。『ヤマト2』第3話では、パーシバル戦区やガルク戦区などの存在も確認されている。 前線部隊は方面軍司令部(地球攻略時は、銀河方面軍司令部)からの命令で行動しているが、デスラーのいるガミラス総統司令部から直接指令が送られることもある。 総兵力は不明だが、作中において登場した中では、ドメル率いる3000隻の艦隊が最大であり、この時はヤマトは戦力的に敵わないとして一方的に逃走を余儀なくされた。しかしその後、ヤマトとガミラスの大艦隊が正面から対決することはなく、七色星団でのドメル率いる艦艇戦力は5隻であった。ガミラス帝国崩壊後は、デスラー率いる残存艦隊として現存したが、合計隻数は不明。 ガミラス艦などの宇宙艦艇は魚類、反射衛星砲などの他の兵器は植物などを彷彿とさせる有機的なデザインが多い。数は少ないが、高速空母やドメラーズ2世などの円盤型の艦艇も保有している。色使いは緑色、青灰色、デスラー艦に使用されている青などを基調としている。ガミラスの所有する宇宙艦艇は、ヤマト以前の地球の宇宙艦艇よりも高性能で、ガミラス艦の主砲は地球艦をたやすく撃沈可能であるのに対して地球艦の主砲はガミラス艦には効果が無かった。ただ、地球艦のミサイルはガミラス艦を撃沈可能であり、古代守の艦がミサイルを用いてガミラス艦を撃沈している。ヤマトやその艦載機(ブラックタイガーなど)は、ガミラス艦を撃沈できる火力を備えている。 磁力兵器も発達しており、艦艇の速力を落としやがて停止させる磁力バリヤー、あらゆる機械の繋ぎ目を外して分解するマグネトロンウェーブを発する宇宙要塞13号などを実用化している。 砲兵器の光弾色は概ねピンク色で統一されている。
※この「ガミラス帝国軍」の解説は、「ガミラス帝国」の解説の一部です。
「ガミラス帝国軍」を含む「ガミラス帝国」の記事については、「ガミラス帝国」の概要を参照ください。
- ガミラス帝国軍のページへのリンク