空間格闘戦闘機DWG262 ツヴァルケ
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「宇宙戦艦ヤマトシリーズの航空機・宇宙艇」の記事における「空間格闘戦闘機DWG262 ツヴァルケ」の解説
空間格闘戦闘機DWG262 ツヴァルケは、『宇宙戦艦ヤマト2199』『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』に登場する架空の戦闘機。デザイン担当は石津泰志。 デザインイメージは第二次世界大戦末期のドイツ空軍のジェット戦闘機『メッサーシュミットMe262 シュヴァルベ』を基にしている。機動性の高いガミラス帝国軍の主力戦闘機、各方面軍航空団のみならず、航宙艦艇の艦載機としても運用されている。全長15.58m、全幅7.5m。 双発単座の後退翼機で、機首に小型のカナードとレーダーと思しきアンテナを有する。ガミラス軍兵器に特有の発光部は機首下部に位置する。主翼の付け根が胴体の中央部に位置しており、主翼にはゼードラーIIと同様に兵装ポッドを備えている。武装は、主翼に13ミリ機関銃を6門、機首および兵装ポッドに30ミリ機関砲を各2門ずつ、さらに、空対空ミサイルを左右兵装ポッドに3発ずつ装備しており、ゼードラーIIにも劣らない重装備だが、格闘性能は高い。 劇中では一般機とメルダ機の2種類が登場しており、一般機が緑の迷彩塗装であるのに対し、メルダ機はほぼ全体を赤く塗装されている。この赤はメルダ・ディッツのパーソナルカラーである。 機種としては比較的古いらしく、『2199』第17話においてかなり前に放棄されたと推測された亜空間ゲートのシステム衛星内に数機放置されていた。この機体はヤマトに回収され、ゲートコントロールシステムの簡易タイプを搭載した強行偵察機、コールサイン「ソードスリー」として運用された後、メルダに譲渡されることとなり、彼女の希望で赤く塗装された。 『星巡る方舟』においてもミランガルとニルバレスの艦載機として登場し、ヤマト航空隊と共同でガトランティスの機動部隊と交戦する。 『2202』では、クラウス・キーマンの乗機として、「大使館仕様」とされる白基調に紫色の紋様が描かれたカラーリングの機体が登場する。テレザート星で一度喪失するが、第24話で同型機が新たに登場する。 『2205』では、メルダが、イスカンダル星の海上に退避していたガミラス移民船団をデザリアム軍から防護するために、唯一のガミラス戦力として単機出撃、多数の襲撃戦闘機カタピラスと交戦する。
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