【空対空ミサイル】(くうたいくうみさいる)
航空機が航空機を撃墜する目的のために設計された誘導弾。
ロケットエンジンにより超音速で目標を飛翔・追尾し、至近距離での爆発で被害を与える。
現代の戦闘機にとって最も重要な武装で、機関砲など従来の武装を半ば過去のものとしている。
一時期は機関砲を標準装備しない戦闘機である「ミサイリアー」も出現した。
しかしベトナム戦争などの戦訓で重大な欠陥が指摘され、現代まで戦闘機は機関砲を装備し続けている。
終端誘導にはアクティブレーダー誘導、またはセミアクティブレーダー誘導を用いるのが一般的。
短距離用ではジェットエンジンの放熱を捉える赤外線誘導方式も用いられる。
長さに応じて「長対空ミサイル」「中対空ミサイル」「短対空ミサイル」と分類される場合がある。
この場合、『長さ』とは有効射程を指し、ミサイル自体の物理的な長さではない。
ただし、搭載燃料の体積はほぼ射程に比例するため、射程の長いミサイルほど大型化する傾向はある。
参考:ミサイル万能論 最後の有人戦闘機 戦闘機不要論 トップガン AIM-7
主な短射程空対空ミサイル(世代別)
- 第3世代空対空ミサイル:
- 第4世代空対空ミサイル:
- 第5世代空対空ミサイル:
主な中射程空対空ミサイル
- AIM-7スパロー(アメリカ)
- AIM-120アムラーム(アメリカ)
- R-8・R-98(AA-3アナブ)(ロシア
- R-9(AA-4アウル)(ロシア)
- R-4(AA-5アッシュ)(ロシア)
- R-40(AA-6アクリッド)(ロシア)
- R-23(AA-7エイペックス)(ロシア)
- R-27(AA-10アラモ)(ロシア)
- R-77(AA-12アッダー)(ロシア)
- ファイアストリーク(イギリス)
- スカイフラッシュ(イギリス)
- R-510(フランス)
- R-511(フランス)
- R-530(フランス)
- シュペル530(フランス)
- MICA(フランス)
- アスピデ(イタリア)
- 天剣2型(台湾)
- 99式空対空誘導弾(日本)
- ASTRA(インド)
- ミーティア(イギリス他)
- 霹靂4(中国)
- 霹靂10(中国)
- 霹靂11(中国)
- 霹靂12(中国)
- Rb99アムラーム(スウェーデン)
- Rb71スカイフラッシュ(スウェーデン)
- ダービー(イスラエル)
- V-4(南アフリカ)
主な長射程空対空ミサイル
空対空ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 04:09 UTC 版)
空対空ミサイル(くうたいくうミサイル、英語: air-to-air missile, AAM)は、兵器の1種であり、空中から発射され空中の目標を攻撃するためのミサイルである。
- 1 空対空ミサイルとは
- 2 空対空ミサイルの概要
- 3 運用術
空対空ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/22 13:46 UTC 版)
「ラドゥガ国家機械製造設計局」の記事における「空対空ミサイル」の解説
K-9(en) - 短距離空対空ミサイル。搭載機Ye-150は実用化されなかったため、運用されなかった。
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空対空ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 07:00 UTC 版)
小型核兵器を用いて、密集して飛んでいる敵爆撃機部隊をまとめて破壊する兵器。
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空対空ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:42 UTC 版)
「朝鮮人民軍の兵器一覧」の記事における「空対空ミサイル」の解説
新型空対空ミサイル - 国防発展展覧会「自衛-2021」で初公開された。二種類存在し、それぞれ視界外射程ミサイル、赤外線誘導短距離ミサイルと推測される。
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空対空ミサイル(AAM:英: air-to-air missile)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 06:48 UTC 版)
「ミサイル」の記事における「空対空ミサイル(AAM:英: air-to-air missile)」の解説
航空機から発射される対空ミサイル。航空機同士の戦闘で使用される兵器である。視程外距離戦闘で用いられる長射程ミサイルと近距離で使用される短射程ミサイルがある。短射程ミサイルはヘリコプターや低脅威度の航空目標への攻撃や格闘戦に用いられる。
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空対空ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/01 06:51 UTC 版)
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空対空ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 23:21 UTC 版)
「NATOコードネームの一覧 (ミサイル)」の記事における「空対空ミサイル」の解説
英語で空対空ミサイルを意味する「air-to-air missile」(AAM)に合わせて、型番は「AA」に統一されている。個々のミサイルのニックネームの頭文字は「A」で統一されている。 ロシアの制式記号ではロケット(ロシア語でミサイルのこと)を意味する「Ракета」の頭文字である「Р」であらわされる。 AA-1 Alkali(アルカリ) - K-5(英語版) AA-2AA-2A/B Atoll(アトール) - R-3 AA-2C/D (AA-2-2) Advanced Atoll(アドヴァンスド・アトール) - R-13 AA-3Anab(アナブ) - R-8 Advanced Anab(アドヴァンスド・アナブ) - R-98 AA-4 Awl(アウル) - K-9(英語版) AA-5 Ash(アッシュ) - R-4(英語版) AA-6 Acrid(アクリッド) - R-40 AA-7 Apex(エイペックス) - R-23、R-24 AA-8 Aphid(エイフィッド) - R-60 AA-9 Amos(エイモス) - R-33 AA-10 Alamo(アラモ) - R-27 AA-11 Archer(アーチャー) - R-73 AA-12 Adder(アッダー) - R-77/RVV-AE AA-13 Arrow(アロー)AA-X-13 - R-37 AA-13 - R-37M
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「空対空ミサイル」の例文・使い方・用例・文例
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