【霹靂8】(へきれきはち)
イスラエル製の短射程空対空ミサイル・パイソン3を中国でライセンス生産したもの。
「霹靂8(ピーリーパー)」の他にも「PL-8」と呼んだりもする。
中国で最初のオールアスペクト攻撃が可能な短射程AAMとして、中国空軍・海軍で広く使われている。
1983年に生産を開始、この空対空ミサイルの登場により中国軍の短射程空対空ミサイルの技術が格段と進歩した。
性能的には、イスラエル軍で使われているものと同じである。
なお、最新のものはHMSによる誘導が可能で、格闘戦への対応能力が高くなった。
中国人民解放軍では、殲撃11・殲撃10・FC-1(殲撃9)・殲撃7・殲撃8IIの搭載が確認されている。
派生型としては、対空用の37mm連装機関砲に2基のPL-8を装備したPL-8H/715型ガン・ミサイル複合システムが開発されている。
霹靂8のカタログスペック
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