翼幅(よくふく、よくはば)
翼幅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 06:39 UTC 版)

翼幅(よくふく、英: wingspan, span)は、固定翼航空機左端と右端との距離のこと。例えばボーイング777はおよそ60 mの翼幅を持つ。
翼長(よくちょう)ともいう。また「翼幅」は日常語では「よくはば」と読まれる場合もある。英語のままスパンあるいはウィングスパンと呼ばれることもある。
鳥類学では、「翼幅」という用語は用いずに翼開長または翼開張(英: wing span)といい、翼長(よくちょう)(英: wing length)は翼角(手首の関節)から最長の初列風切の先端までの長さを指す。
定義
航空機の翼幅は、常に翼の両端間の直線距離で計測され、後退翼機でもそれは変わらない。また、回転翼機の場合はローターブレード1枚の長さをいう。
翼幅の半分のことをハーフスパン (half span, half-span) と呼ぶこともある。
飛行力学上の意味
翼に発生する空気力学的な力(揚力 L と抗力 D)の大きさは、翼面積 S に比例する。
翼幅(よくふく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:58 UTC 版)
翼の横幅の長さ。スパン (span)、ウィングスパンとも。回転翼の場合、ブレード一枚の長さ。数式では b と表記されることが多い。
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「翼幅」の例文・使い方・用例・文例
- この鳥の翼幅は約50インチある。
- 翼幅が広く、二又に分かれた尾を持つ、くちばしの長い温水性海鳥
- 飛行機の翼幅
- 縦横比という,航空機の翼幅と平均翼弦との比
- この飛行機は翼幅が80メートルあり,最大重量は2トンとなる予定だ。
- 翼幅は63メートルあり,操縦士1人が乗れる。
- この飛行機は長さが8.4メートル,翼幅が34メートルある。
- 64メートルの翼幅があり,およそ1万2000個の太陽電池で覆われている。
- 64メートルある同機の翼(よく)幅(ふく)はジャンボジェット機の翼幅と同じぐらい広い。
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