翼廊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 01:39 UTC 版)
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翼廊(よくろう)は主屋から独立した別の建造物となっている(ただし、接続していることも多い)。建築の概説書などでは、回廊一般に含めて説明されることも多い。通常の回廊が「ロ」の字型や「コ」の字型となっているのに対して、「一」の字型に配置されているものや「コ」の字型でも正面に開いているものを翼廊と呼んでいる。
平等院鳳凰堂のものが有名である。近代においては、護国神社に多く用いられ、いわゆる「護国神社様式」の構成要素となっている。
なお、西洋建築のバシリカ、ロマネスク建築、ゴチック建築へ至る教会堂建築で、身廊・側廊から内陣に至る途中の突き出た部分も、しばしば「翼廊」(袖廊)と呼ぶ。

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大神山神社奥宮の翼廊
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滋賀県護国神社の翼廊
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織姫神社 (足利市)の翼廊
関連項目
翼廊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 16:37 UTC 版)
「ノートルダム大聖堂 (トゥルネー)」の記事における「翼廊」の解説
翼廊は身廊との調和を欠いている。とはいえ、実際には身廊と同じ時期に建造が始まった部分であり、12世紀後半により高くするために改修が行われた。この改修ではフランスの影響が見られる円形の後陣によって翼廊の袖廊を終わらせる形が採られた。大聖堂全体の中で、この部分だけでもひとつの教会のようになっている。
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