翼廊右の礼拝堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 09:03 UTC 版)
「サンタ・クローチェ聖堂 (フィレンツェ)」の記事における「翼廊右の礼拝堂」の解説
主礼拝堂を飾るフレスコ画以上に重要なのは、右隣に位置するペルッツィ家礼拝堂とバルディ家礼拝堂の壁面を飾るジョットの手になるフレスコ画装飾である(1320-1325年)。ペルッツィ家礼拝堂には≪洗礼者聖ヨハネの生涯≫と≪福音記者ヨハネの生涯≫が、バルディ家礼拝堂には≪聖フランチェスコの生涯≫が描かれている。 上記の礼拝堂の並びには、さらに3つの礼拝堂、ジューニ家礼拝堂、リッカルディ家礼拝堂、ヴェッルーティ家礼拝堂がある。 さらに右側面に位置するバロンチェッリ家の礼拝堂は、ジョットの弟子タッデオ・ガッディの手になる≪聖母マリアの生涯≫を表すフレスコ画により飾られている(1332-1338年)。同じく右側面に位置するカステッラーニ家礼拝堂は、タッデーオの息子、アーニョロ・ガッディと助手により、≪聖アントニオ、洗礼者ヨハネ、福音記者ヨハネ、バーリの聖ニコラの生涯≫を表すフレスコ画で装飾されている。
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