シュペル530 (ミサイル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 03:22 UTC 版)
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種類 | 空対空ミサイル |
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製造国 | ![]() |
性能諸元 | |
ミサイル直径 | 260mm |
ミサイル全長 | 3.81m |
ミサイル全幅 | 0.88m |
ミサイル重量 | 275kg |
弾頭 | 31kg HE破片調整弾頭 |
射程 | 37km |
推進方式 | 固体燃料ロケット |
誘導方式 | セミアクティブ・レーダー・ホーミング(SARH) |
飛翔速度 | M4.5 |
シュペル530(Super 530)は、フランスのマトラ社製の中距離空対空ミサイルである。
概要
その名の通り、原形となったR.530空対空ミサイルの発展型であり、ミラージュF1用のシュペル530Fと、ミラージュ2000用のシュペル530Dの2種類に分かれる。
シュペル530Fの開発は難航したが、原形となったR.530から射程は大きく伸びており、イラン・イラク戦争ではイラク空軍の主力兵器として活用された。
シュペル530Dは、RDI レーダーに対応したドップラー・レーダーを使用したシュペル530Fの改良型である。最終段階においてアクティブ・レーダー・ホーミング誘導を使用することと、延伸された射程によって高い性能を期待されたが、MICAの完成により更新されつつある。
運用国
ブラジル - 2024年時点で、ブラジル空軍がシュペル530Fを保有[1]。
インド - 2024年時点で、インド空軍がシュペル530Dを保有[2]。
パキスタン - 2024年時点で、パキスタン空軍がシュペル530を保有[3]。
ギャラリー
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R.530ミサイルシリーズの図
シュペル530F(中段)と530D(下段) -
シュペル530の運用国(2015年現在)
青は現役、赤は退役した国
脚注
出典
参考文献
- The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2024) (英語). The Military Balance 2024. Routledge. ISBN 978-1-032-78004-7
関連項目
外部リンク
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