メカコレクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 05:23 UTC 版)
「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の記事における「メカコレクション」の解説
バンダイから1979年より展開されたプラモデルシリーズで、略称は「メカコレ」。全長12センチメートル前後の手の平サイズのプラモデルで、100円という低価格。当時としては精巧なプラモデルだったため、中高生ファンや児童に人気を博した。2014年現在、全33種が発売されている。 1979年1月末に発売した『さらば宇宙戦艦ヤマト』の登場メカ10種を皮切りに、同年7月に『宇宙戦艦ヤマト2』の登場メカ5種、同年10月に『新たなる旅立ち』の登場メカ3種、80年5、6月に第1作『宇宙戦艦ヤマト』および『ヤマト2』の登場メカ4種、81年5、6月に『宇宙戦艦ヤマトIII』の登場メカ8種の計30種が発売され、さらに79年4 - 8月にはメカコレ5種と背景をセットにした「スペース・パノラマ」が5セット発売された。 メカコレシリーズはNo.30「ガルマン・ガミラス帝国 惑星破壊ミサイル」をもって終了となったが、人気の高さからその後も再版されており、2004年にはメカコレ全30種をセットにした「メカコレクションセット」が発売、さらに2013年には『宇宙戦艦ヤマト2199』の展開に伴い同様のコンセプトの「ヤマトメカコレスペシャルボックス」が発売された。さらにこのスペシャルボックスには、新規造形メカコレとして「ドメラーズII世」「ブラックタイガー」「コスモクリーナーD」の3種類のメカが含まれており、実におよそ30年振りにメカコレシリーズの新商品が登場することとなった。また、「1/1000Scale 宇宙戦艦ヤマト2199」にはNo.18「ガミラス帝国軍 デスラー三段空母」が付属しており、箱にはメカコレのパッケージがプリントされ、切り取って組み立てることでパッケージも再現できるようになっている。また、その他の1/1000スケールのプラモの一部にも、正式なシリーズではないものの「メカコレサイズ」と称されるプラモが付属している。 2014年からは『宇宙戦艦ヤマト2199』のメカを商品化する新シリーズを展開。旧来のメカコレとは異なり、大半のパーツは接着剤不要のスナップフィットとなっている。
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